社会をちょっと変えてみた――ふつうの人が政治を動かした七つの物語

  • 岩波書店
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本棚登録 : 106
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000611107

作品紹介・あらすじ

保育園が足りない!区の保育行政を動かした一人の母、クラブの深夜営業を認めない風営法に挑んだラッパー、障害者だって自立して暮らしたいという願いを、行政も巻き込んで実現した当事者。身近に転がる様々な不都合を自分で解決する方法、それがロビイング。「ふつうの人」が、ふつうに「政治」を動かしていった7つの実例と、思い立ったら今からやれる極意マニュアルの2本立て。

感想・レビュー・書評

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  • 新聞記者の取材による、一般人が自治体や国を動かした事例集と、社会起業家が自分の経験から得たノウハウの2部構成。事例が秀逸だと読後の満足感すごい、と実感する本。読まず嫌いしててスミマセン〜

    駒崎弘樹さん(社会起業家)と秋山訓子さん(朝日新聞編集委員)の共著。アドボカシー(政策提言/世論に訴え、政治や行政に働きかける草の根ロビー活動)の力を痛感する1冊です。

    秋山さんが7名の事例をルポする第1章が素晴らしくて!!それ読んだ後の、駒崎さんの第2章「やってみようと思った人への具体的手法の解説」が沁みる沁みる・・・・。

    第1部に登場するのは、身近な課題を解決するために「やってみちゃった人」7名。わらしべ長者のように、それぞれの活動が大きくなっていく様子が、丁寧な取材で、背景や状況なども含め、丹念に描かれており、ドキュメンタリーのように感情移入せざるを得ない臨場感がありました。ノンフィクション好きには堪らない。

    執筆の秋山さんのご専門は政治だそうで、政治がテーマの書籍も複数出版されています。

    https://hana-87.jp/2018/10/07/shakaiwochottokaetemita/

  • 一般人がどのように政策を変えていくかをミクロレベルで見ている作品。

    ただ、官僚を矮小化しているような気がするんだけどね。

  • 憧れの社会起業家駒崎さんシリーズ。ビジョンとパッション、そして素直な誠実さが大切なんだなあって日々思っていることを様々な社会起業家を通して、また駒崎さんの活動を通して、改めて再認識。日常目の前のことに追われて不安になることも多いけれど、そういう芯とも呼べるような根幹の部分にこうやって触れると、背中押されるし迷子から抜け出せる。

    *キーワード:社会を変える方法
    発信する
    仲間と集う
    役所に行く
    議員に会いに行く

    陳情、請願
    メディア
    行政のサイクルを知る
    委員会、審議会に入る
    モデルとなる事業をやってみる

  • 法律や制度を作ったり改めたりして社会を変えていく、いわば社会をアップデートしていくには?というお話し。
    実例から学ぶ第1部と、実践のテクニックを紹介する第2部からなるが…

    第2部は、少しテクニカルになり過ぎている感じ。ある程度流れや仕組みを知っておく必要はあるだろうけど、あまりテクニカルになってしまうのも。バランスが難しい。あと、「こんなに簡単に」って感じが逆にハナにつく感じ。
    情熱だけじゃダメっていうのはそうだけど、こうすればOKってことでもないんじゃないかな。

  • ・草の根ロビイングはあなたが半径5メートルから社会を変える方法。しかし基本的に草の根ロビイングはアートであって、サイエンスではない。それは結局のところ、コミュニケーションだから。選挙とは別の、民主主義にかかわるコミュニケーションが草の根ロビイング。コミュニケーションは実際にしてみないとうまくならない。民主主義という恋人との付き合い方も、基本的にはそういうもの。

    ・今の日本社会は社会問題先進国で、幾千もの社会問題が我々の前で解決されることを待っている。その社会問題の下敷きになってうめき声をあげている、障害者、女性、在日外国人、子どもたちがいる。今あなたが一歩踏み出すことで、助け出せる誰かがいる。

  • 草の根からの政策形成、ついでに移転モデルが背景に見えてくる良本
    これを理論化精緻化したら面白いかもしれない。

  • 事例が濃くて自分も何か社会貢献のために動きたいと思わせる本でした。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784000611107

  • 駒崎さんの本かと思って読んでみたら、
    変革者の実例(秋山さん部分)8.5割と駒崎さんの文章1.5割だった。
    変えた実例はかいつまんで説明されている形にはなっているが、
    結構な努力をされていると思う。
    ちょっとの人もいるが、ちょっとどころではない人もいる。
    こういう例があると知ることはできてよかった。

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著者プロフィール

1979年生まれ。認定NPO法人フローレンス代表理事。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。後に小規模認可保育所として政策化。14年、障害児保育事業をスタート。著書に『「社会を変える」を仕事にする』『働き方革命』などがある。

「2018年 『子どもの人権をまもるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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