コブのない駱駝――きたやまおさむ「心」の軌跡

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000611589

感想・レビュー・書評

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  • 北山修の自伝。若い頃にフォーク・クルセダーズで作詞家として活躍した自分と、精神科医としての自分について語る文章。
    特に印象に残った箇所。ポップ

  • フォークルが好きで北山君が司会のヤング720が好きだった。去年のコンサートはこの本の出版記念だったんだな。そういえば初めて買ったLPもフォークルだった。

  • サムさんの歌詞ってすっきりしていい詞が多いのだけど、実際に話しておられると、ちょっと冗長って云うのは、コンサートに行ったり、TVで話しておられるのを見て知っていたが、こうして本になっても同じ感じを受けた。でも、まあ昔の話は懐かしい。

  • 50年ほど前に「帰ってきたヨッパライ」で、一世を風靡したフォーククルセイダース。今や知っている人は、シニア世代となっている。加藤一彦と共にこのグループを支えていたのが著者、北山修。グループ解散後は、もとの医学生に戻り精神医学の医者として開業もし、九州大学で教授も勤めた。
    そんな北山氏が、自分の今までを語り、精神医学的に分析もし、精神医学を易しく教えてくれる。
    親友加藤一彦の自殺にも触れ、心に響くものでもあった。

    余談ですが、「ビブリア古書店」シリーズに出てくる本が読めない青年(名前が思い出せない)のような障害が本当にあるという事を知り驚いた。

  • 著者の分析的自伝。格好良い生き方をされてきた人だと思うが、裏も表も語り、あれもこれもで格好悪くても生きていれば良いと言う。多様性を尊重し、そのような生き方をされてきた著者だからこそ、今の時代に生きる言葉が多い。
    空虚感が最後に考察されるが、自伝的な体験から臨床経験を経て理解されていく流れがいたく共感できた。

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著者プロフィール

1946年淡路島生まれ、京都育ち。
1965年、大学在学中に加藤和彦らと出会い、ザ・フォーク・クルセイダーズ(第一次)を結成。67年、解散記念に自主制作したアルバムの収録曲《帰って来たヨッパライ》がラジオで話題となり、レコード会社からデビュー依頼が殺到。はしだのりひこを迎えて再結成し、ザ・フォーク・クルセダーズ(第二次)としてプロ・デビュー。数々のヒット曲と話題を残して1年足らずで解散。
その後、作詞家として《風》《白い色は恋人の色》《さらば恋人》《花嫁》《あの素晴しい愛をもう一度》など数々の歌を送りだし、深夜放送のDJとしても活躍。1971年には《戦争を知らない子供たち》でレコード大賞作詞賞を受賞。
1972年に京都府立医科大学を卒業、海外留学を経て精神科医としての活動に軸足を移しながらも、音楽仲間であるヒューマン・ズーとの活動やソロ・コンサートなどを続け、2002年にはTHE ALFEEの坂崎幸之助を迎えて、加藤和彦と3人でザ・フォーク・クルセダーズ(第三次)を新結成し、CD『戦争と平和』を発表。一夜かぎりのコンサートをおこなったのちに解散し、話題を集めた。
現在は、臨床活動を中心に大学で教鞭を執るかたわら、精神科医ならではの視点と音楽を融和させたコンサートを企画・開催。ラジオ番組にもしばしば登場し、洒脱かつ造詣の深い語りを聞かせる。
著書に『北山修/きたやまおさむ 百歌撰』(ヤマハミュージックメディア)、『劇的な精神分析入門』(みすず書房)、『日本人の〈原罪〉』(共著、講談社現代新書)など多数。

「2009年 『ビートルズを知らない子どもたちへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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