希望の鎮魂歌(レクイエム) ホロコースト第二世代が訪れた広島、長崎、福島

  • 岩波書店 (2017年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784000611893

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  • ホロコーストを生き延びた著者の両親はポーランドのユダヤ人であった。専門分野が異なる第2世代同士の交流・議論は、当事者でないがゆえに読者を関心を引き寄せやすい。本書のハイライトは、第Ⅲ楽章のホフマンによる縦横無尽な思索であろう。「過去の恐ろしい出来事の被害・加害の両方で、第2世代は過去を単に記憶すればよいのではなく、しっかりと理解して記憶しなければならない」。そして「批判的に検証することが必要」(p.139)と主張している。それは第3世代以降の私たちにも、人生において必要な仕事といえよう。

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著者プロフィール

1945年、ユダヤ人の両親のもとにポーランドのクラクフに生まれる。13歳でカナダに移住。アメリカのライス大学で英文学を学び、ハーバード大学大学院で博士号を取得。1979年より1990年まで『ニューヨーク・タイムズ』の編集者として活躍。1989年にノンフィクションとして高い評価を得た自伝Lost in Translation: A Life in a New Languageを出版し、作家生活に入る。代表作『記憶を和解のために――第二世代に託されたホロコーストの遺産』(2004、早川敦子訳、みすず書房2011)のほか、小説The Secret (2001)、『シュテットル――ポーランド・ユダヤ人の世界』(1997、小原雅俊訳、みすず書房2019)、Illuminations (2007)、『時間』(2009、早川敦子監訳、みすず書房2020)、How to Be Bored (2016)、東日本大震災後の日本を訪れ、メッセージを託した『希望の鎮魂歌――ホロコースト第二世代が訪れた広島、長崎、福島』(早川敦子編訳、岩波書店2017)など。現在イギリスに在住。

「2020年 『時間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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