物語のティータイム――お菓子と暮らしとイギリス児童文学

著者 :
  • 岩波書店
3.53
  • (2)
  • (6)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 122
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000612050

作品紹介・あらすじ

ライオンと魔女、秘密の花園、クマのプーさん、時の旅人…イギリスでは、日常のなかにファンタジーが息づいている-。イギリスの食文化や児童文学を研究してきた著者が、物語に登場するお菓子やハーブをとりあげながら、11作品を読み解いていきます。名作がもっと面白く、味わい深くなる、イギリスの児童文学案内です。それぞれの物語にちなんだお菓子のレシピ付き。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イギリスの児童文学に登場するお菓子と舞台になった地方の特色を綴ります。
    著者は、イギリス・ウィンブルドンに住んでいたこともあるうえ、英国ハーブソサエティのメンバーでもあるそうな。

    イギリスって、食事は美味しそうなものが浮かばないけれど、ティータイムは美味しそう。

  • 懐かしい児童文学と、そこに描かれるお茶の時間の様子。こどものころ、たしかにこれはなんだろう、と思って読んでたんですよね。
    その不思議をずっと持ち続けて、研究し、イギリスに住むまでに至った著者が素敵だ。

  • ナルニア国物語や、クマのプーさん、メアリー・ポピンズなど、イギリスの児童文学に登場するお菓子やハーブに重点を置いて作品を読み解いていく、イギリス児童文学の案内書。

    これまで物語の中に出てくる食べ物に注目して本を読むことがなかったので、とても新鮮だった。
    日本と外国では文化が違うために、翻訳後にまったく別の食べ物になってしまうこともあるそう。いままで正体が分からなかった、いまいちピンとこなかった食べ物が、この本を読んで「なるほど、そういうものだったのか」と納得した。

    はじめてタイトルを聞く物語も。
    お菓子だけでなく、どういったストーリーの作品なのかにも触れているので、「おいしい」だけでなく新たな出合もくれる1冊でした。

  • <閲覧スタッフより>

    --------------------------------------
    所在記号:596.65||キタ
    資料番号:10238861
    --------------------------------------

  • <閲覧スタッフより>
    キャラクターで有名なピーター・ラビット、映画化されたナルニア国ものがたりやくまのパディントンといったイギリス児童文学をお菓子と暮らしから書いた1冊。物語の背景がわかると読み返したくなります。レシピ付なので食べたくなります。物語を味わい尽くさずにはいられなくなること間違いなし♪
    -------------------------------------
    所在番号:596.65||キタ
    資料番号:10238861
    -------------------------------------

  • 有名なイギリス児童文学にはお茶の時間がある…

  • あぁ~そうねぇ翻訳の際にターキッシュ・ディライト→プリンみたいに改変されてしまう事って結構あるのよねぇと思った一冊。
    読んだことのある本もあったけれど、読んだことのない本、読み返したい本も出てきてうれしたのし。
    たのしい川辺はほんと子供の頃に読んだきりなので、また読みたいです。
    読んでみたいのは以下。
    リンゴ畑のマーティン・ピピンとその続編
    時の旅人
    トムは真夜中の庭で
    それからメアリーポピンズシリーズ

    でも「キイチゴつみ(真夜中のパーティー)」の迷子は女の子だと思う…?
    これは本を持っていたのでちらっと読み返してみたけど、一人称「わたし」だし、お弁当を用意するって所からもそうかなぁと。

    ともあれ、お腹の減る本です。
    シードケーキは憧れる~。
    ほんもののシードケーキ!

  • 読んだことのないお話からよく知るキャラクターの物語まで、イギリス児童文学の中のお菓子にまつわるエピソードが丁寧に書かれていた。レシピが乗っているのも、ブックリストがあるのも嬉しい。物語の中のあの人(でないものもいるけど)が作ったお菓子を再現できると思うとワクワクする。
    緑の風が吹くイギリスの庭で紅茶と一緒にお菓子を食べている風景が思い浮かんだ。

  • 物語とお菓子が連動している部分は面白かったけど、旅行の個人的な感想文の部分は読むのがつらい。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北野佐久子(きたの・さくこ)
東京都出身。立教大学英米文学科卒。
在学中から児童文学とハーブに関心を持ち、日本人初の英国ハーブソサエティーの会員となり、研究のため渡英。
結婚後は、4年間をウィンブルドンで過ごす。児童文学、ハーブ、お菓子などを中心にイギリス文化を紹介している。
英国ハーブソサエティー終身会員、ビアトリクス・ポター・ソサエティー会員。
主な著書に『イギリスのお菓子とごちそう アガサクリスティーの食卓』(二見書房)、『物語のティータイム お菓子と暮らしとイギリス児童文学』(岩波書店)、
『ビアトリクス・ポターを訪ねるイギリス湖水地方の旅』(大修館書店)、『ハーブ祝祭暦』(教文館)、『イギリスのお菓子 楽しいティータイムめぐり』
『美しいイギリスの田舎 を歩く!』(ともに集英社be文庫)、編書に『基本 ハーブの事典』(東京堂出版)など。

「2019年 『イギリスのお菓子と暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北野佐久子の作品

物語のティータイム――お菓子と暮らしとイギリス児童文学を本棚に登録しているひと

ツイートする
×