小沢健二の帰還

著者 : 宇野維正
  • 岩波書店 (2017年11月29日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000612364

作品紹介

1993年、ソロデビュー。1998年、NY移住。2017年、19年ぶりのシングル発売。空白の時期にも、彼の曲はより深く愛されてきた。空白の時期にも、彼は豊かな時間をすごしてきた。誰も語らなかった「神話」を探る。

小沢健二の帰還の感想・レビュー・書評

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  • 1998年日本から姿を消したポップスター小沢健二。昨年の復活劇までの足跡を綴っている。渋谷系、王子様という一般大衆的なワードを使わず、音楽家・作詞家・文筆家そして一人の大人の姿を徹底的に追求している。なぜ僕らがオザケン追うかが本書を読む理由だろう。‬

  • オザケンの空白期から復活までを曲や文章を通して考察された本。膨大な量の文章を元にしてるからこそオザケンの心の変化などそうなんじゃないかなと思える部分が多かった。LIFEばかり聞いてるので(笑)、それ以外のアルバムも聞いてみたくなったし、オザケンの書く文章は小難しいけどユニークで面白い。GW前後のライブ行きたい!!

  • 音楽から、言葉から溢れ出す小沢健二の世界観。
    小沢健二の何を思い出すのかという質問は、切なくて哀しくて懐かしくて、どこか夕暮れ時の儚さに似ている気がする。
    自分のかっこ悪さを受け入れると、自分がもともと持っていたかっこよさを一瞬で取り戻す。
    それは絶望を知った上で希望を見出す小沢健二の世界観と同じだと思う。
    他者との関係性を冷静に考えれば考えるほど、1対多者との関わり合いは困難でしかない。
    古くならない新しさは変化と不変の混ざり合った曖昧さの上で成立して、美しいものは全てその2つでできている気がする。
    これからもずっと小沢健二の音楽と言葉に浸っていたい。

  • 向こうにいるときには、わりと本気で邂逅を期待してたけど、まあ、そんなこと起きるはずもないわけで。
    本人にまえがきあとがきを頼んだけど丁重に断られた、という正直な告白に好感は持てるんだけど、ある意味、好き勝手書いてるんだから、むしろ断られて良かったに違いないと思ったり。
    ノンフィクションじゃない。けど、文献も豊富で、論文としての完成度はとても高いと思う。著者の執念というか。
    90年代の小沢健二に一瞬でも傾倒した人(というか、傾倒した人には絶対に一瞬で終わらない何かがこの人にはあった)や『Eclectic』に衝撃を受けた人は、読んで損することはないと思いますね。

  • 一時間ほどで一気に読んでしまいました。小沢の決して空白ではない19年間を知ることのできる本です。それにしても、彼はなんて我儘な奴なのでしょう。小沢ルールで生き続けている彼に憧れます。

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