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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784000612388
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人道援助や地域復興に取り組むNPOの20年にわたる歴史を通じて、著者の情熱と行動力が伝わってきます。海外の紛争地域での支援や、国内の自然災害復興におけるロジスティクスの重要性が強調され、具体的な活動内...
感想・レビュー・書評
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海外紛争地域などでの人道援助を手掛けているNPO「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」の20年史です。PWJは民間が公益を担う社会を目指して、様々な挑戦を続けてきたことがよくわかりました。
犬の殺処分ゼロを目指す「ピースワンコ・ジャパン」の活動を以前から知ってはいたのですが、そこに至るまでのPWJについては知らなかったので、その前日譚的な活動内容について知ることができました。コソボ、アフガニスタン、イラクでの人道援助は、現在の平穏な日本からは想像し難い世界があることが感じられます。また、その状況下で前向きに活動をする著者の行動力の高さが伝わってきます。それらの活動の中で、いろいろなトラブルに見舞われながらも、文章がいつでも穏やかなのが印象的で、人柄が感じられます。
新潟県中越地震の復興支援の件もそうでしたが、支援に際しては「ロジスティクス」に重点を置いていることがわかります。
人道援助以外にも、鞆の浦の復興では、スタジオジブリを巻き込んで「崖の上のポニョ」の製作の契機を提供したり、瀬戸内の観光事業としてゲルハルト・リヒターを巻き込んだりと、そういうことにも関わっていたのかと新たに知りました。ナショナル・ジオグラフィックトラベラー(UK)で2019年訪れるべき場所として、「南極大陸」を抑えて1位にランクされたのが、「瀬戸内」でしたが、これにも著者の活動が影響しているのではないかと思いました。近くの日本人よりも遠い海外の方のほうが、魅力的な場所には敏感なのかもしれません。
そして「ピースワンコ・ジャパン」の夢之丞の活躍は印象的でした。殺処分直前で怯えきっていた夢之丞が、著者に引き取られ、救助犬として訓練され、2014年の広島土砂災害では行方不明者を発見するまでになります。「人に捨てられた夢之丞が人を救う」残るフレーズでした。
2011年の広島の犬猫殺処分は日本ワーストの8340頭。これを0にまでしたのは素晴らしい仕事だと思います。先進国とされる日本で殺処分が平然と行われてる現状に、関心を持たせる契機を作ったのではないかと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
働いてみたい!
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神石高原町のふるさと納税で、犬殺処分ゼロの運動をしているピースワンコ・ジャパンというNPOに寄付したところ、忘れた頃にこの書籍が送られてきたので読んでみた。本書を読んでみて初めてこの活動が、20年ちょっと間に国際紛争支援から立ち上がったピースウィンズ・ジャパン(PWJ)というNPOの行っている事業であることを知った。代表の大西さんというのがかなりアクティブな人のようで、いろんなことに関わってきたようです。例えば、鈴木宗男が話題となっていたときの外務省(時の大臣が田中真紀子・懐かしい!)に排除され掛かったNPOの代表がこの人だったり、鞆の浦の景観保存関連でスタジオジブリに働きかけて映画・ポニョが誕生するきっかけを作っていたのもこの人だったり。国際紛争だけでなく、最近はピースワンコジャパンのような活動だったり、日本国内の災害救助や避難キャンプの設営などをしているようです。PWJは、かなり大きくなっているようで、著者の大西さんはNPOの代表というより、あるいみ社会的投資家のような雰囲気です。PWJの活動を広く知らせ、寄付を集めるための広報誌のような書籍なので、本としては特に面白い分けではありませんが、元気をもらえるかもしれない。
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