ドナルド・トランプの危険な兆候 精神科医たちは敢えて告発する

  • 岩波書店 (2018年10月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784000613019

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  • 驚きの内容。米国の精神医学・臨床心理学の専門家らがトランプ大統領の言動を分析。職業倫理として診断はできないと断りつつも一様に大統領の自己愛性パーソナリティ障害や社会病質を抱えている疑いがあると指摘する。しかしもっと驚くべきは、トランプの特質として挙げられる「常に自分は正しいとする態度」「自分の業績の誇張」などが安倍首相にも当てはまることだ。

  • 全米の精神科医・心理学者たちが、トランプ大統領の数多くの言動がアメリカの政治社会および国際政治、そして個々人にもたらす危険を多面的に論じる。専門家の社会的責任とは何かをも問う書。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40272573

  • ふむ

  • トランプの精神病理について、米国の専門家(精神病理が主であるがそれに限らない)が各自の視点で執筆した論考をまとめた本書は、そもそもの目的にあった通り、トランプの病理を告発すると同時に「もし米国大統領が精神的に問題を抱えた人物だったら(しかも、その人物は常に核ミサイル発射のボタンに手を掛けている)」という問いに対する、答えだ。専門家は研究分野に籠ってひたすらに学問に没頭していればいいわけではない。政治学が専門の研究者は、社会が危機に陥っている時、それでも椅子から腰を上げず、政治に働きかけもせず、研究を続けることが許されるのか。
    登場する執筆者の共通意見は、
    ・トランプはいかれている。大統領を任せることは、米国(や世界)にとって危険である。
    ・選出された大統領候補には、適格がどうかの検査をすべきだ。
    ・精神病理の専門家は社会が危機に陥る事態に直面した時、その危機を除去するために立ち上がるべきだ。
    ということである。キューバ危機時の大統領が彼だったなら、世界は今どうなっていたのか(収録された一論考では当時のケネディの姿勢も描かれる)。
    翻って日本に思い至る。嘘をつく(隠す)、自分勝手、相手を見下す。本書のキーとなるナルシシズムと共感性の欠如はどうだろう。家族との関係性(父親へのコンプレックス、兄との距離感)にも共通点があるのが面白い。そして、彼も自分の成果に甚くご執心だ(本書にたびたび出てくる通り、それは自分自身の「欠落」の裏返しなのだけど)。

  •  アメリカの精神科医達がトランプ大統領を語る。

     精神科医が実際に会わずテレビで見るだけの人を診断してはいけないというゴールドウォーター・ルールを越えて、それでも語るべきと多くの精神科医がペンを取る。
     必ずしも診断といかないまでも精神医学的にトランプの異常性を語る医師達。多くの医師がそれぞれ執筆してるせいで重複してる内容があったりとやや読みにくいか。トランプが大統領に就任したことで患者達の不安が増したり、世間に攻撃的な言動が増えたというトランプ・エフェクトは興味深かった。

     本としてはややまとまりに書けるが、日本で同様の本が出ていないことを考えると、やはりアメリカという国はいいなぁと思う。

  • 東2法経図・6F開架 312.53A/L51d//K

  • 『ドナルド・トランプの危険な兆候――精神科医たちは敢えて告発する』
    原題:The Dangerous Case of Donald Trump: 27 Psychiatrists and Mental Health Experts Assess a President (Thomas Dunne Books)
    編者:Bandy X. Lee
    訳者:村松太郎

    【メモ】
    ・編者についてのWikipedia記事
    https://en.wikipedia.org/wiki/Bandy_X._Lee


    【版元】
    ジャンル 単行本 > 政治
    刊行日 2018/10/25
    ISBN 9784000613019
    Cコード 0031
    体裁 四六・並製・カバー・400頁
    定価 本体2,500円+税

    リフトン,ハーマンなど有名人を筆頭に,名門イェール大学で行われた会合に参集した精神科医・心理学者たちが,職業倫理規定との相克に悩みつつトランプ政権に突きつけた意欲作.横紙破りの大統領が政治社会および国際政治,そして個々人にもたらす危険を多面的に論じる.専門家の社会的責任とは何かをも問う,全米で話題沸騰の書.
    https://www.iwanami.co.jp/book/b376426.html

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