オーラル・ヒストリーに何ができるか 作り方から使い方まで

  • 岩波書店 (2019年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (318ページ) / ISBN・EAN: 9784000613279

作品紹介・あらすじ

政治学にオーラル・ヒストリーの手法が導入されて25年。以来、さまざまな研究成果が生み出され、成熟の時を迎えつつある。数々のオーラル・ヒストリーの研究プロジェクトに携わり、実践してきた研究者たちが集い、自らの体験にもとづいた方法論や活用法、今後の課題などを縦横無尽に論じる。これからオーラル・ヒストリーを始める人たちにとっても最良のテキストとして使える本。

感想・レビュー・書評

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  • オーラルヒストリーが何たるか、ということが網羅的に示されており、非常に興味深かった。

    やる際の課題、気をつけることについては、研究者向けの書かれ方をしているので、流して読んだ。おそらく、実際にやるとなると、単純なインタビューにならないような工夫が必要なのだろう。

    そもそも、オーラルヒストリーというジャンルを知らなかったので、そこ自体が面白かった。「政治」を語る時、1番触れやすいメディアで、政治家や政策のピックアップされたもので語るが、それ以上にオーラルヒストリーで現れてくる政治家や官僚たちの動きが、政策決定過程において重要なものを占めているのだろう。

  • 著者 御厨 貴 編
    ジャンル 書籍 > 単行本 > 政治
    刊行日 2019/03/26
    ISBN 9784000613279
    Cコード 0031
    体裁 A5 ・ 並製 ・ カバー ・ 328頁
    定価 本体3,400円+税
    在庫 在庫あり

    政治学研究にオーラル・ヒストリーがもたらした意義と方法論,活用法,今後の課題などを縦横に論じる.
    政治学にオーラル・ヒストリーの手法が導入されて25年。以来、さまざまな研究成果が生み出され、成熟の時を迎えつつある。数々のオーラル・ヒストリーの研究プロジェクトに携わり、実践してきた研究者たちが集い、自らの体験にもとづいた方法論や活用法、今後の課題などを縦横無尽に論じる。これからオーラル・ヒストリーを始める人たちにとっても最良のテキストとして使える本。
    https://www.iwanami.co.jp/book/b440427.html

    【主要目次】
    はしがき(御厨 貴)

    「オーラル・ヒストリー」を「作る」ことと「使う」ことの連鎖構造――「三題噺」風に……………御厨 貴

    Ⅰ 理論的考察
    オーラル・ヒストリーは何を目指すのか……………飯尾 潤
    オーラル・ヒストリーからの/への逃走……………金井利之
    オーラル・ヒストリーの方法論――仮説検証から仮説発見へ……………清水唯一朗

    Ⅱ 応用的考察
    おしまいから読んでみよう――さかのぼりオーラル・ヒストリー……………牧原 出
    摂取世代の見たオーラル・ヒストリー 東京学派四半世紀のヒストリー――デモクラシーと現代史の好循環を目指して……………村井良太
    質問づくり十年……………手塚洋輔
    オーラル・ヒストリーの世界標準とこれから――ブラック・オーラルから脱するために……………佐藤 信
    オーラル・ヒストリーにおける「残し方」――課題と工夫の「共有」に向けて……………若林 悠

    Ⅲ 事例的考察
    民主党「保守派」の形成――『民主党を見つめ直す 元官房長官・藤村修回想録』から見えて来るもの……………竹中治堅
    民主党政権の脱原発を巡る政策過程――オーラル・ヒストリーと自叙伝から検証する……………高橋 洋
    実践的オーラル・ヒストリー方法論と一九九〇年代日本政治における保守――野中広務オーラル・ヒストリーを中心に……………佐々木雄一
    「行革官僚」の成功と挫折……………砂原庸介
    文部官僚オーラル・ヒストリー……………本田哲也


    Ⅳ 位置的考察
    聞き書きの系譜……………国分航士
    文化人のオーラル・ヒストリーをめぐって……………苅部 直
    植民地銀行のインスティテューショナル・メモリー ――朝鮮銀行の戦前と戦後……………前田亮介

    索引

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著者プロフィール

東京大学名誉教授,東京大学先端科学技術研究センターフェロー

「2021年 『日本政治史講義 通史と対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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