お肴春秋

  • 岩波書店 (2020年4月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784000614054

作品紹介・あらすじ

料理研究家・辰巳芳子、九十五歳。今も包丁を手に取りつつ、食といのちのかかわりに思索を廻らす日々――「酒の肴づくりは、文化を生きる人間の、もっとも洗煉された表現行為なのではないか」という辰巳の気づきから始まった『図書』での連載全十二回に、書きおろしエッセイ七本を加え、四季ある国の口福を綴ったゆかしい随筆集。

みんなの感想まとめ

食といのちの深い関わりを探求する随筆集は、料理研究家の辰巳芳子が、酒の肴を通じて日本の四季や文化を表現しています。彼女が提案するレシピは、古くからの家庭料理を基にし、旬の食材を活かした多彩な料理が並び...

感想・レビュー・書評

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  • 読む肴
    月毎の肴

    椎茸のデュクセル、卯の花
    らっきょう、メルバトーストガーッリックってこと

    きゅうり、温かいサラダ

    トマトジュース

    麦飯のとろろ

    菊の盃

    生ハム

    オイスター


    作る肴

    れんこんきんぴらピリ辛こんにゃく
    ふろふき大根
    豆腐田楽
    かつおのたたき
    煮魚
    シメサバ
    貝の酒蒸し
    おでん
    ねぎまなべ
    焼き豚
    鱈の白子のオリーブオイル漬け


    干物
    揚げ物


    牛蒡のパイユ マッチ棒 小麦粉

    くりごはん
    松茸ごはん
    とろろ
    やまいもごはん

  • 前半は『図書』で読んでいたので、朧げな記憶があったが、後半のレシピも楽しめた.零余子、蚕豆、蕗、薑、慈姑 など珍しい漢字も良いものだ.(むかご、そらまめ、ふぎ、はじかみ、くわい) 古くから伝わる家庭の中にある日本料理の粋を集めた感じだ.いつもの肴として出てきたのが、蓮根のきんぴら、ピリ辛こんにゃく、ふきふき大根、豆腐田楽、鰹のたたき、煮魚、〆鯖、貝の酒蒸し、おでん、葱鮪鍋、焼き豚、鱈の白子のオリーブオイル漬け.どれも酒に合うものだ.

  • 「花の歳時記」は馴染んでますが、「口福の歳時記」も身近に感じたいものです。辰巳芳子 著「お肴春秋」、2020.4発行。1月から順に: ①柚子をへぐ、鱈の昆布〆、春は貝、④筍ご飯、椎茸のステーキ、らっきょう漬け、⑦胡瓜、トマト、牛蒡の味噌漬け、⑩菊の甘酢漬け、バーベキュー、大根を炊く。

  • いつも当たり前のことを当たり前に書かれているのが,今の自分にはもうできないことも多い料理の数々.でも読んでいるだけで楽しい.

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著者プロフィール

料理研究家、エッセイスト。1924(大正13)年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研鑽も重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅や周辺の施設でスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へスープを提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長を務める。 著書に『辰巳芳子の旬を味わう -いのちを養う家庭料理』、『辰巳芳子 慎みを食卓に -その一例』(ともにNHK出版)がある。

「2020年 『辰巳芳子 ご飯と汁物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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