- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000614719
作品紹介・あらすじ
なぜ資本主義は暴走するのか。マルクス・ガブリエル、ウォーラーステインら世界の知識人が、欲望、市場、ジェンダー、構造的危機、エコロジーなどの論点から危機の原因と克服の可能性を語る。『思想』で好評のインタビュー・シリーズに、ガブリエル、J.B.フォスター(2020年ドイッチャー記念賞受賞)を加え書籍化。聞き手=大河内泰樹、斎藤幸平、G.カーティ。
感想・レビュー・書評
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学術的な思考による批判評価が多く、現実の経済へ向けたヒントになるものは数少ない。だが、ガブリエルの「資本主義は欲望を生み出さなければならない」欲しいと思わせる数値を捻出して錯覚を生み出す社会になっているという。さらに今後はネット(サイバー独裁性)により民主主義を破壊する可能性が高いと言う。今後デジタル社会はどの方向に進むのか、物事を深く考えないネット(データ等)に頼る世界は「錯覚社会」になっていくかも知れない。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/784249 -
トランプはアメリカ=商品
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マルクスガブリエルさんのお話と思いきや、ほとんどアクセルホネットとナンシーフレイザーの「再配分か承認か」の補足に対して、ジョンベラミーフォスターのマルクス資本論のエコ再発見の流れでした。後半は斉藤幸平さんの本の内容にも近い話があり、エコ社会を目指すためには新しい社会システムが必要なんだなと感じました。週末は街へ買い物に行くのではなく、森や山、川、海、公園へ遊びにいきたいです。
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インタビュー形式なので、読みづらかった。
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東2法経図・6F開架:362A/G11s//K
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錯覚を生み出す、ずっと欲しがっていたかのような印象を与えることが資本主義の本質。
資本主義は、民主主義を破壊するもの。