但馬日記 演劇は町を変えたか

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  • 岩波書店 (2023年9月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784000616089

作品紹介・あらすじ

生まれ育った東京を離れ、家族で兵庫県北の小さな町に移り住んだ理由は「転勤」!演劇と観光の学べる専門職大学の開学、国際演劇祭の開催…。新たな共同体をつくる試みは、コロナ禍や市長選の対立構造に翻弄されていく。芸術や文化による地域の再生は可能か?町に新しい風は吹いたのか?濃密に語られる三年半の記録!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

地域の再生や文化の重要性に焦点を当てたこの作品は、著名な演出家が東京から兵庫県の小さな町に移住する過程を通じて、演劇と観光の新たな可能性を探ります。平田オリザ氏の率直な思いや行動が描かれ、彼の移住が地...

感想・レビュー・書評

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  • <書評>但馬日記 演劇は町を変えたか:北海道新聞デジタル
    https://www.hokkaido-np.co.jp/article/942772/

    アーティスト・インタビュー:平田オリザ | Performing Arts Network Japan(2007.3.23)
    https://performingarts.jpf.go.jp/J/art_interview/0703/1.html

    平田 オリザ - 芸術文化観光専門職大学
    https://www.at-hyogo.jp/teacher/staff/000419.html

    但馬日記 演劇は町を変えたか - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b631501.html

  • 敬愛する平田オリザ氏が東京から但馬・豊岡に移住することになってからの経緯、行動、その想い、。これまで断片的に知ってはいたが、移住のことが通して知ることとなる。
    この先はいずれ書かれるだろう、今晩も通う「こまばアゴラ劇場」の2024年5月閉館にもつながる。

  • “芸術には、未来を想像する力がある”のだ。

  • よかった!!

    東京から豊岡に移り住まれた平田オリザさんの率直な思いが綴られている。

  • ・便利になれば幸せになるとは限らない。
    いや、たしかに、便利さが人を幸せにした時代はあった。かつて自動炊飯器が日本の家庭に普及しはじめた頃、日本の主婦の睡眠時間が一時間長くなった。一時間長く眠れることは、誰にとっても幸せだ。
    しかし平成の30年、地方は便利さを故に疲弊してきたのではあるまいか。便利さ競争だけでは大都会に勝てるわけがないのだから、私は科学の進歩を否定するほど石頭ではないが、しかし、何のために便利にするのか、何のために効率を高めるのかという理念がなければ、科学はただ暴走を続けるだけになる。
    豊岡演劇祭の理念は単純だ。アートのために便利にするのだ。トヨタの標語は「Mobillity for All」だが、豊岡演劇祭の理念は、「Mobillity fo Arts」である。
    豊岡市はコウノトリを再生させ、そのために無農薬、減農薬の田んぼを増やし、そこで育った米を「コウノトリ育むお米」としてブランド化させた。これを彼らは「環境と経済の両立」と呼んできた。次に目指すのは、「芸術と経済の両立」だこう書くと顔をしかめる人もいるだろうから、念のため、注釈を付けておく。それは、「芸術と地域経済の両立」だ。豊岡演劇祭は、まだ日本のどの自治体も分け入ったことのない荒野に、足を踏み入れようとしている。

    ・感性を磨くことは重要です。それはとても重要です。
    しかし、感性だけでは、矛盾に満ちた世界と戦うことはできない。
    皆さんの感性。たとえば皆さんが差別を憎む正しい心が折れそうになるとき、本学で培った理性がかろうじてそれを支えてくれることを願います。芸術を愛する美しい心、世界中からの観光客をもてなしたいと思う優しい気持ちがくじけそうになるとき、本学で学んだ知性がそれをかろうじて救ってくれることを願います。

  • 豊岡を学ぶために読んでみました。
    城崎、かつて文豪たちを泊めて執筆活動の場になっていたことが、県から市に移管となり、KIACの成功に繋がっているのだろうな。文化風土を現代風に再現した感じで素敵。
    但馬という地域、かつての地域の偉人の哲学を引き継いで開花させていることが多くありそうだ。

  • 演劇による町の再生

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01426501

  • (by Satsuki →to Megumi)
     日本で絶滅していたコウノトリが野生復帰した豊岡市で、次に掲げたのは世界と繋がる文化の町にすること。日本で最初の公立演劇学校をつくることになり、演劇界の巨星・平田オリザは豊岡に移住した。しかし新たな試みは簡単に運ばない。コロナの流行、演劇の必要性が争点になる市長選など難題は山積。闘いというよりチャレンジの記録は、苦難も楽しみのうちと希望を与えてくれるのです。

  • 豊岡、『日本文学盛衰史』、池明観先生に惹かれる日記。

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著者プロフィール

1962年、東京都生まれ。劇作家・演出家。芸術文化観光専門職大学学長。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。戯曲の代表作に『東京ノート』(岸田國士戯曲賞受賞)、『その河をこえて、五月』(朝日舞台芸術賞グランプリ受賞)、『日本文学盛衰史』(鶴屋南北戯曲賞受賞)。『22世紀を見る君たちへ』(講談社現代新書)など著書多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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