本の栞にぶら下がる

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  • 岩波書店 (2023年9月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784000616102

作品紹介・あらすじ

『82年生まれ、キム・ジヨン』など、数々の話題作の翻訳を手がける著者が綴った、珠玉の読書エッセイ。文学に刻まれた朝鮮と日本の歴史をたどり、埋もれた詩人や作家に光を当て、人間が疫病や戦争に向き合ってきた経験をひもとくなど、韓国文学に止まらない古今の本を取り上げながら、その普遍性を今に開く25篇。

みんなの感想まとめ

文学の力を再認識させてくれるエッセイ集で、著者が紹介する作品は、韓国文学に限らず、様々な歴史や文化を背景に持つものばかりです。読者は、著者の視点を通じて、戦争や疫病といった人間の苦悩に向き合った作家た...

感想・レビュー・書評

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  • 表紙がとても素敵だ。
    テーマも構成も違うのに、小磯良平の「斉唱」を思い出した。少女たちが、頭を突き合わせて唱うように本を読んでいる。栞を挟む場所は、それぞれが違う。何処かで観た絵柄だな、とずっと思っていたら、後書きでやっと作者がわかった。ファンだったのに、なんと迂闊なことか。

    斎藤真理子と斎藤美奈子が姉妹だと最近知った。ところが、読書はかなりタイプが違う。美奈子は乱読傾向(商売だから当たり前か)、真理子は熟読傾向である。特に、真理子は「編み物をしながら読む」というのが好物らしい。最早、編み物のために読書しているのか、読書のために編み物をしているのか、わからないくらい好きらしい。しかも、編み物に向く本は厳然としてあるらしく、「細雪」とか「富士日記」たか「放浪記」とか、古い本ばかり挙げている。ちょっと違うが、私は食べながらコーヒー飲みながら読むのが大好きで、最早食事のために読むのか、読むために食べるのかわからないくらい。

    2020年からの約3年間雑誌「図書」連載をまとめたもので、連載時からずっと愛読してきた。本書もずっと「付箋」を挟みながら読んだが、著者の言い方を借りれば密林のように立てた付箋は、外部脳に「なってしまう」。やがて著者はそれに依存することは良くないことだと気がつくのであるが、わたしはいまだに抜けきれない。図書館に返せば、すっかり抜け落ちて仕舞うのにね。終わってみれば、連載時にレビューに引用したような所に又、付箋を挟んでいた。このレビュー書き終わってみれば、結局付箋などは大して役に立つわけではなかった。

    連載時に読んで、取り寄せて紐解いた本は多い(レビュー済み)。
    長 璋吉「私の朝鮮語小辞典: ソウル遊学記 (河出文庫)」
    「朝鮮短編小説選(岩波文庫)」の李箱の「翼」
    戦中における日記の比較読みとして
    高見順「敗戦日記」
    ケストナー「終戦日記」
    「吉沢久子 27歳の空襲日記」
    「田辺聖子 十八歳の日の記憶」
    などである。
    ホント多くの発見を頂いた。
    また、付随してソウル旅の折に李箱の生家を尋ねて随分歩き、
    食わず嫌いだった田辺聖子の本を幾つか紐解き、
    かつて読み終えた永山則夫や鶴見俊輔や茨木のり子の文章を読んだ。懐かしく思い出した。


    本をどのように読むのか、改めていろいろ思い返すことの出来る読書だった。

    • 土瓶さん
      コーヒーを飲みながら読むと、いつも途中で飲むのを忘れてしまい、冷えたコーヒーを最後にまとめて飲んでしまう私です。
      本に対する集中力というよ...
      コーヒーを飲みながら読むと、いつも途中で飲むのを忘れてしまい、冷えたコーヒーを最後にまとめて飲んでしまう私です。
      本に対する集中力というより、単純に忘れてしまうんですよ(笑)
      困ったものです。
      2025/01/27
    • kuma0504さん
      土瓶さん、
      それはコーヒーを最適な温度で飲まないといけない、と言う「執着」に囚われているからです(キッパリ!)。
      読むために飲むのか、飲むた...
      土瓶さん、
      それはコーヒーを最適な温度で飲まないといけない、と言う「執着」に囚われているからです(キッパリ!)。
      読むために飲むのか、飲むために読むのか、という境地に至ると、冷えてゆくコーヒーも、やがて味の一部なんだと思えてしまうから不思議です。
      2025/01/27
  • 翻訳者は語る 斎藤真理子さん | 小説丸(2019/05/17)
    https://shosetsu-maru.com/interviews/translator/19

    (1ページ目)韓国文学の底の底にある朝鮮戦争の記憶 ブームを牽引してきた翻訳家が読み解く | AERA dot.(2022/10/09)
    https://dot.asahi.com/articles/-/5598?page=1

    本の栞にぶら下がる - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b631503.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      クリーンヒット 『本の栞にぶら下がる』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.bz/hveuDNG
      クリーンヒット 『本の栞にぶら下がる』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.bz/hveuDNG
      2023/11/09
  • 日本と朝鮮の関係、と書くとちょっと大袈裟なんだけれど、戦争とその後の時代に生きていた人の様子や考えを良く知れる本をたくさん紹介してくれていたように思う。

    気に入った詩をノートに書き写した自分のアンソロジーは中々捨てることができない。読み返してもやはり素晴らしい、と書かれてあった。
    小学生の私も好きな詩をノートに書いていて、それを何度も読み返しているけど、やっぱり大好きで素晴らしいと何度でも思う。
    詩や歌詞を書き写す行為は少し恥ずかしいと世の中から思われているけど、これからの自分の心を残すためにまた始めようと思う。

    あと、マダムマサコの話がとても好き。と思って、中崎町でふらっと入った雑貨屋さんでマダムマサコの古本を発見!2000円とちょっと値が張ったけれど、これも縁だ!と思い購入しました!(でも間違って古着屋さんに置いてきた)
    また読むのが楽しみ!

    著者が紹介してくれる本はどれも読んだことがない。人の本棚にある本を教えてもらえるのって本当に素敵。
    いくつかブクログに登録したので、読んで、またこの本を読み返したいと思う。

  •  本書は栞を、とある本を読んだときにひっかかり、次の書物への連鎖を促す記述や、情報のことをそう呼んでいる(ようだ)。

     著者の名前に見覚えがあるなと思ったら、『82年生まれ、キム・ジョン』の翻訳者だ。あるいは、『本にまつわる世界のことば』という創元社のシリーズの一冊に、著者のひとりとして名を連ねている。
     後者の本のレビューに書いたが、面白いと抜き出した「ことば」についての短編が、斎藤真理子が記したものが多かったのには、今さらながら驚いた。
    https://booklog.jp/users/yaj1102/archives/1/4422701215
     彼女の短編が面白いのか、彼女が担当した、韓国語の“本にまつわることば”が面白かったのかは分からないが、そんなことで、記憶に残る名前だったか。

     本書も、彼女の過去の読書遍歴の中から、次へつながる、読者の興味を惹く本が、何冊も紹介されていた。いくつかメモって、今後、読んでいくことにしよう。

     以前は、書評本の類もたまに読んでいたが(例えば、山崎努による『柔らかな犀の角』など https://booklog.jp/users/yaj1102/archives/1/4163749705)、たまにはこの手の本もいいもの。自分の興味の範囲の外の好著と出会えるかもしれない。
     本書の中でも、詩のアンソロジーは良いともある。確かに、当たりはずれ(好き嫌い)のある詩集は、一冊まるごと読むのは骨が折れる。編まれた中から、己の琴線に触れた詩の作者の詩集に当たるようにすれば、効率的なのかもしれない。

     比較的、女性の作者の本の紹介が多い。あるいは、著者のお仕事上、韓国の作家の作品も。その中から、少し選んで、読んでみよう。

     後半、栞と同義的に、「付箋を貼る」という行為にも言及している。自分も、今後の糧になるような箇所には付箋を貼るタイプだ。著者がいうように、面白い本には「密林のように」付箋が林立するもの。
     ところが、それに対して、以下のような記述があった。

    「結局、付箋やメモに頼っているかぎり、読みながら私が考えたことも感じたことも、そっちに引っ越してしまうのではないか。何を読んでも私の脳にはメモリが形成されないのではないか。これは由々しき問題と思われた。」

     これは耳が痛い。
     付箋を貼って終わり、メモして終わり、レビューして終わりでは、自分の血肉になっていないということだろう(身に覚えもあるところだ)。
     “そっちに引っ越してしまう”ままで置いておかないよう気を付けようと思う。

  • 先日読み終わったこの本、とても良くて、感想をこちらに記録しようと思ったけど、気になったはずの章を読み返しても「すごく良かったけど、ええとどこがだっけ…」と思うばかりで、感想を書きそびれていた。そしたら今朝、尾崎世界観さんによる書評がタイミングよく朝刊にのっていて、そこにこうあった。「これほど付箋が頼りにならない本も珍しい。後から読み返してみても、ただそこに「何かいい」だけがある。読んだ文字が情報を超えた証しだ」とあり、「まさに!」と膝を打った。それでもあえて印象に残ったことを書き留めるなら、死刑囚・永山則夫が執筆した小説「土堤」。そこに書かれた在日コリアンの方との邂逅。それから、田辺聖子さんが当時のOLを主人公に書いた作品群。私も田辺さんのことは大衆的?というかどこか軽く見ていて、近年『ジョゼ』の入った短編集を読んで、その鋭さ、新しさにハッとしたものだ。それにしても、斎藤真理子さんの文章ってほんとうに滋味深い。斎藤さんの文章に触れると、自分の軽さにうなだれてしまうけど、斎藤さんの文章をこうして受け取れるだけで捨てたもんじゃないと思えるというか…うーん、うまく言葉にできないけれどとにかく「何かいい」のだ。

  • 今まで読んだことのない味わいの書評集だった。チボー家の人々から始まっていることにまず驚いた。著者の年齢を考えると私が片田舎のごく小さな書店でくすんだ色の函に入った黄色い本を買ったのは同じ時期ではないだろうかと想像がふくらんだ。田辺聖子と『編み本』の章特に良かった。

  • 「編み物に向く読書」
    なんと、編み物をしながら読む本=編み本についての作者の並々ならぬこだわりが楽しい。
    作者いわく、これらの本については「摂取した」という言葉がぴったりで(中略)「摂取」といってもこの場合は、栄養というより嗜好品、もっといえば麻薬に近い。
    す、すごい。本がぼろぼろになるほど読み倒している。
    自分を顧みると、ほぼ再読しない低栄養読書で新刊情報を摂取し過ぎ。でもね(言い訳)日本翻訳大賞に参加したいのです。そのためには新刊をがしがし読まねばならず、それ以外にも読みたい本がありすぎて読書はつねに中腰、読み散らかしてます……。

  • 著者が若き日に読んだ本への静かな情熱と時代の空気感。韓国が生んだ作家とその世界の入り口をのぞかせてくれる。再読したい。

  • 選書のセンス、作品の解説、読書にまつわる個人史など、非常に多角的で、かつどの角度からも深い、というすばらしい本だった。もちろん紹介されている本を読んでみたいという気持ちにもさせてくれる。

    わたしは、映画や本について、作品自体と同じくらい、それを鑑賞した人の感想や体験が興味深いと思うタイプなので、こんな本がもっと読みたいです!

  • 「図書」に連載時から気になっていたが、このように一冊にまとまると、著者の根気が並々ではないことが実感できる.チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジョン』の翻訳を手掛けていることから朝鮮半島の言葉に堪能であることは知っていたが、韓国文学の紹介は初めてだったので非常に面白かった.特に堀田善衛と朝鮮の関連が意外で、堀田の視点の幅広さに驚いた.小生もある程度の数の本を読むが、これ程に視線を多方向に向けて考察するという行動は素晴らしいと感じた.

  • 斎藤真理子さんの翻訳小説は何冊か読んだけど、翻訳じゃない文章もすごく良かった。読みたい本が増えたのでメモしながら。
    編み本の話で編めない作家を連ねてる文章のリズム感が良くて笑った。

  • 国も時代も横断した作品たちの比較批評が面白かった
    自国の古典作品をイカゲームのサブタイトルに問い入れたり韓国ってかっこいいな

  • 「編み物に向く読書」がとりわけ面白かった、音読したいくらいだった
    この本を読み終わった時、読みたい本が10冊近く増えていた
    韓国文学、フェミニズム、戦中の記録等々いろんな角度からたのしめた

  • 古い本や、朝鮮文学の紹介が多かった。知らない本ばかりで読んでみたくなった。この100年も満たない間でどれだけ時代、文化、人そのものが変わったのかと、色々考えてしまう。
    『朝鮮短篇小説選』の解説にある、“これだけの作品を一般の読者が手軽に読むなどということは、本国では南北いずれにおいても不可能であることを付け加えておく。日本の読者はその点、ある程度の概念を簡単に得ることができることになるわけである“というのが大変印象に残っている。
    当時だけでなく、今現在もこのような状況下にある国はたくさんあろうかと思う。何気なく手に取り読むことのできる私たちは、もっと享受すべきではないか。
    他にも気になる本が本当にたくさんあった。ぜひ読んでみたい。

  • 良かった。
    本の栞にぶら下がる・・・とは、
    「記憶の中の書棚の上段にいろんな本が入り乱れ、雑多に積みあがっていて、
    一本の栞を引っ張ると他の本もつられて動く。
    一冊の本に他の本に記憶がぞろぞろとぶら下がり、連なり、揺れている。
    そんな眺めについて書こうと思う。」
    で始まる。

    古い本や専門的な本の照会から、ぶら下がった作者の記憶はこれまた
    なかなかに難しい本ばかりで、全て理解することは出来なかったが、
    言いたいこと、伝えたいことはよくわかる。共感できる。
    何なら一番初めに紹介された「チボー家の人々」からぶら下がる、
    「黄色い本ージャック・チボーという名の友人」
    本作も読んだことがないけど、作者のおすすめの通り、
    こちらから「読みたい!」と素直に思えた。

    そして「チボー家の人々のような長い小説を読むのは登山のようなものなので、
    登山ルートが大事になる。その登山口から入って、どこで休憩して山頂を
    目指すのかということだ」の2章に繋がり、
    これまた紹介上手なおかげで、「れくいえむ」も読もう!となる。
    いずれも若い女性の案内による「チボーという山の登攀」に挑戦したくなった。

    こんな感じで多くの名作、大作の紹介が進んでいく。
    いままで読んだことのなかった「土堤」
    長い引用ですっかり惹き付けられた。
    この時代、確かにこんな若者がいて、こんな境遇だったのだと、
    おぼろげな想像の輪郭が、深く濃くなっていくように感じた。
    これも読まなくちゃいけない!そう思った。

    鶴見俊輔の「思い出袋」、
    沖田きみ子(田川炭鉱(山形県で働いている主婦)「死の花粉」
    民衆詩は、心を掴まれた。
    なぜか・・・私もこの「死の花粉」というタイトルを見ただけで
    どきんとする。

    中村きい子「女と刀」
    鶴見俊輔の解説「この本が読まれる理由について」
    「それは、われわれの内心に、自分のむこうに重いもののせててんびんにかけて、自分の軽さをはかってみたいという、ひそかな望みがあるからではなかろうか」
    と語っている。まだ、私はこの本は読んでいないのに、
    この解説の一文の紹介を飛ばして読むことは出来なかった。なぜか心にひっかかった。
    だから、読まなくちゃいけない!と思っている。

    でも作者が最後の章「本の栞にぶら下がる」で書いている通り、付箋問題が発生し、本のなかの掘り下げてみたいと思った箇所にばんばん付箋を貼っていく。
    マークを付けたり、メモやノートに抜き書きしたり。

    でも、一冊の本を読み、そのうちに、記憶すべきところとそうでないところを区別しようとする行為が無意味になっていった。そんなことはどうでもよくなり、今日も明日も明後日も、この「ことがらの川」に浸って、流れていけばいいと思うようになった。

    「この本はここだな」「自分にとってはここだな」というところ。自分のおへそがどこにあるのか、手探りしなくてもわかるように。

    本の栞にぶら下がろうと思ったら、付箋をぞろぞろつけてはいては重過ぎるのだろう。これからもやむをえず付箋を立てて読んでいくとは思うのだが、ときどき自分の脳だけで本に向き合ってみようと思う。

    作者の読書量には遠く及ばないが、私もときどきは自分の脳だけで「ここだけは」の栞をそっと本に最後にはさんでいきたい。

  • 2024.1

    まず、なんて素敵なタイトルなんだろうと思う

    開いてみると読んだことのない本について
    読んだことのない作家について
    たくさん書かれていた

    同じ時代に違う場所で生きた作者や
    時代背景から想像できる作者についてなど
    私が今まで考えたことのなかった
    新しい読書の世界への扉が開かれるようで
    とても楽しく興味深く勉強になる本だった

    カフェで読んだ後に思わず
    本屋でジョージオーウェルの本を買って帰った
    名作と呼ばれる作品や戦後すぐの作品など
    ほとんど読んだことがなかったし
    私にとっては読書は娯楽だったけど
    最近は読書を通して勉強したい思いが強い
    それはビジネス本や自己啓発本のことではない
    こういう本から学びたい

  • 斎藤真理子さんは韓国文学翻訳の人。
    私は全くそちらに疎い。
    私の妹は「隣の国なのに何も知らない」と興味を持ち大学生の時に韓国に留学したのだが、私は一度も韓国を訪れた事がない。私はニラやニンニクの匂いがダメだったので行きたいと思ったこともなかった。

    そんな私が、この本で少し韓国文学に興味を持って、ちょっと読んでみようかなという気分になった。斎藤さんのチョイスと紹介の仕方が巧いからだと思う。

    もちろん韓国文学以外の本も多く紹介されていて、どれも読んでみたくなった。

    堅苦しくなく、本に対して正直な感想と言葉で、とても読みやすかった。

    びっくりしたのは斎藤さんが編み物をしながら読書をするという事で、編み物をしながら読むのに適した「編み本」の話が面白かった。

    古い本好きの私には他の話も面白いものばかりだった。

  • 019
    森村桂

    土堤

    やさしみ おせいさん
     マダム・マサコ

    中村きい子

  • #2024年の本ベスト約10冊

  • 今まで聞いたことのないような著者や人物のオンパレード。しかもどれも面白そう。斉藤真理子がどんな人かも何かわかる。

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著者プロフィール

斎藤真理子(さいとう・まりこ)
翻訳者。主な訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出文庫)、李箱『翼 李箱作品集』(光文社古典新訳文庫)、ハン・ガン『別れを告げない』(白水社)など。2015年、第一回日本翻訳大賞受賞。2025年、第76回読売文学賞(研究・翻訳部門)受賞。著書に『増補新版 韓国文学の中心にあるもの』『「なむ」の来歴』(以上イースト・プレス)『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)など。村松武司著『増補 遥かなる故郷 ライと朝鮮の文学』を編集。

「2025年 『朝鮮植民者 ある明治人の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斎藤真理子の作品

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