ギリシア・ローマ神話辞典

著者 : 高津春繁

• 岩波書店 (1960年2月25日発売)

作品紹介・あらすじ

ギリシアおよびローマの神話と英雄伝説を小項目方式で集成。約二千の見出し語を収録し、複雑なギリシア・ローマの神話と伝説を簡潔に説明。西洋の文学や美術に関心をもつ人の座右の書。

感想・レビュー・書評

[saleさんの感想 · 2012年11月28日]

復刊したそうで、ちょっとした話題になりましたね。欲しいと思ってた一冊なので必ず手に入れます。

[さつきさんの感想 · 2012年11月23日]

復刊ドットコムで知って思わず予約購入。ギリシア・ローマ神話のあらゆる神・人物のエピソードや名前の由来、信仰の起源まで載っている。同一人物の異なる伝承や出生も載っていて面白い。ちょっとした調べ物に良いと思う。適当にパラパラ捲ったり、系譜や地図を見てるだけでも楽しい本。小さくて持ち運びが楽なのも嬉しい。ヘーラクレスの項目が10ページ以上に渡ってて噴いた。流石。

[katchamanさんの感想 · 2011年4月30日]

もっと大きくてもいいのに、と思いますが。
基本図書ですね。

[デュラム・セモリナ子さんの感想 · 2010年5月25日]

手元に一冊あると便利だけど、もう絶版の可能性が高い

[ichizenyaさんの感想 · 2007年2月10日]

初版は昭和35年。僕の手元にあるのは1996年に再発行されたもの。バイトして貯めたお金を握り締めて買ったものです。ギリシア神話関連の調べものをする時には欠かせないです。

著者プロフィール

1908-1973年。神戸市生まれ。東京帝国大学文学部卒業。オックスフォード大学に留学し，古代ギリシア語・印欧語比較文法を専攻。東京大学教授，武蔵大学教授，日本言語学会委員長，日本西洋古典学会委員長などを歴任。著書に『比較言語学』『ギリシア民族と文化の成立』『アルカディア方言の研究』等，学術文庫に『古典ギリシア』がある。

「2023年 『ギリシア・ローマの文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」