- Amazon.co.jp ・本 (3216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000801317
感想・レビュー・書評
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ついに買ってしまった。開店直後の地元の本屋さんに、これを買うためだけにわざわざ服も気合を入れて買いに行った。本1冊に1万円札を出すのには勇気が要った。広辞苑用の持ち帰りビニール袋があるのを初めて知った。重かった。満足。
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開くだけで知らない言葉が溢れている。言葉を知れば世界の解像度がまたひとつ上がった気がする。
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予約特典の三浦しをん「広辞苑をつくるひと」がとても良かった。これだけの辞書なのだから、さぞ多くの人が関わっているのだろうなあと、漠然と思っていたが、具体的にいくつかの現場が取材されていて、へぇ~そうなのか、と思うことがたくさんあった。「舟を編む」のノンフィクション追加盤という感じ。
語釈や用例を検討した国語研究所、初版からずっと印刷を担当している大日本印刷、イラストの担当者など、どれも興味深い話ばかりだが、とりわけ新鮮だったのが、函を作っている加藤製函所と、製本を担当する牧製本印刷社を取材した章だ。
これまであまり気にしたことがなかったが、言われてみれば確かに、広辞苑は大きくて重いので、製本には特別な技術が必要だろうし、函も出し入れしやすく、かつ丈夫なものが求められるわけだ。この道何十年という職人さんたちの知恵や努力の結晶として、この本がここにあるのだと思うと、あだやおろそかにするまい、大事に丁寧に使おうという気持ちになった。
私はe-honを利用していて、ネットで注文した本を地元の本屋さんが郵便受けまで配達してくれるのだが、この広辞苑はピンポーンと玄関先まで持ってきてくれた。「大きいし、手渡しした方がいいと思って」といつものお兄さん。これは嬉しかったです。やっぱり特別感があるよねえ。
だから、報道されている不備の件(「LGBT」の説明が不十分であること)は、とても残念。新収録の語だから、慎重に丁寧に検討されただろうに。でも、批判する気にはちょっとなれなくて、関わった方たちの心痛が思いやられてつらい。
あと、販売直後からアマゾンのレビューに罵詈雑言が並んでいることに、私は憤っている。辞書や書籍をつくることへの敬意がカケラもない言いがかりが、堂々とレビューとしてのっているのを見ると、ネットユーザーをやめたくなる。 -
2020年6月10日『れもめーる』にて
『広辞苑』
を購入したとの報告がありました。
『れもめーる』は
上白石萌音オフィシャルファンクラブ『le mone do』
の有料コンテンツです。
https://kamishiraishimone.com/contents/324041 -
勉強のためなんだから
買ってくれてもいいのに -
完全という言葉はこの本のためにある
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総項目数25万の日本語辞典。各界第一線で活躍する専門家が、正確かつ簡明に解説する。言葉や社会の変化、学術研究の進展を反映し、基礎的な言葉の意味説明を刷新、古典用例を大幅に見直した第7版。
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でかいし、重いし、歴史的な用法が先に来るしで、普段使いには適さない。
とはいえ、なにしろ辞書の代名詞なのでとりあえず持っておきましょうか的な。
実用的な中型辞書という視点なら、大辞林や大辞泉の方がいいと思う。 -
『辞書は引くんじゃない 読むものだ。』
どっかで聞いたこの言葉を頭の片隅におきながら
毎日手が空いたときに読んでいます。