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Amazon.co.jp ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784000904124
みんなの感想まとめ
テーマは名前の正しさとその根拠に関する古典的な言語論であり、ソクラテスとプラトンの対話を通じて、物事の本質に迫る問いが展開されます。名前が「慣習」に基づくのか、それとも物事の「本質」を反映しているのか...
感想・レビュー・書評
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クラテュロスー名前の正しさについてー
雑な読み故、わからないところが多かった。
ソクラテスは、序盤、道具はイデアを目指して作られる。とする。一方、そのものから名前が生じるとするクラテュロスへの批判では、万物流転では「そのもの」は捉えられないのでは、と。間の論理展開を追えなかったという致命傷。。
プラトンはヘラクレスの万物流転や「運動・変化」をどのように捉えていたのだろうか。気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クラテュロス。
すっごい特異なソクラテス=プラトンの古典的な言語論。
名前って何が根拠になってるの?という問いに二通りの考えがでてくる。
全部、「慣習」なんだ、という説。
いやいやいや、物事の「本質」を表しているんだ、という説。
それぞれに対してソクラテスは、逆の主張をしているので、結局はどっちつかずなんだ、という解釈をしているレビューを、どこかで見たけれども、
私が読んだ感覚だと、
確かに名前の正しさ・根拠には、両方のことが考えられる、と。慣習ももちろんあるし、それによって本性とは逆の意味が付与されていることもあるけれども、基本的には本性を表す、ということのほうが本義だ、というニュアンスがソクラテス=プラトンにはある。
ここではイデアということじたいは主題にはあがっていないけれども、物事の意味って何かな?と考えると、共通として導き出せるようなものがどっかあるんじゃないの?というプラトンの直感がかいま見える。
ヘラクレイトスの説に触れた時期に書かれたようで、それを介して、なんとか考えようとっしたプラトンの姿が想像される。
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