プラトン全集〈9〉 ゴルギアス メノン

制作 : 加来 彰俊  藤沢 令夫 
  • 岩波書店 (2005年9月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000904193

プラトン全集〈9〉 ゴルギアス メノンの感想・レビュー・書評

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  • ◆「ゴルギアス」では弁論術についてという副題がついているが、テーマは徐々に道徳や政治、幸福や人生に移行してゆく。

    一番長い対話相手が、「善良な市民」の代表ともいえるカリクレスで、ソクラテスと激しい議論を交わすのだが

    ・・・後半になると

    何十行にわたってしゃべり続けるソクラテス

    カリクレス「そうだ」

    さらに何十行にわたってしゃべり続けるソクラテス

    カリクレス「たしかに」

    さらに調子にのってしゃべりまくるソクラテス
    時にソクラテスの主張は見開き6ページにもわたる
    (「あれ、カリクレス消えちゃったよ」と思いつつ)

    カリクレス「そのとおりだ」


    最後に、ソクラテスが「この説についていこうでないか、カリクレス。」で締める。


    ・・・


    対話になってねぇ~~~~wwwwww


    ◆「メノン」では「徳」とは何かということについて語られる。
    プラトンの著作のなかでも割合短い対話編ということで、勧められることも多かった。

    徳(アレテー)から想起(アナムネーシス)や仮設(ヒュポテシス)といった、「知の根源」を問う営みが対話をとおして探求される。
    また、魂の不死と、魂の全知についても語られている。

    「人間は、自分が知っているものも知らないものも、これを探究することはできない」という言葉には実に深いものを感じました。

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