明 清 (宮崎市定全集 第13巻)

  • 岩波書店 (1999年4月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (442ページ) / ISBN・EAN: 9784000916837

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  • 明代については蘇州を主舞台とした江南地域の話が多い。明代において、政治・軍事の中心地たる首都北京に対して、経済・文化の中心地として栄えた絹の街蘇州では、その富のため郷紳層が力を持ち華やかな繁栄を謳歌していた。
    明代江南の士大夫は中央官界で活躍することよりも、進士となった後は適当なところで郷土に引っ込み、学問や文化活動を悠々と行い、郷里での評判にこそ立脚して活動をしていた。それは張溥のように、地方市隠にして中央政府の人事にまで容喙するような事態にまでなった。
    洪武帝が民族主義的な元明革命を行ったなど、流石に現代では反論のある説明もあるが致し方のないことか。

    清帝国の繁栄は、自跋にも語られているように中国通史の中の一冊で、学問的価値よりもわかり易いことを重視したとある通り、新規な視点は感じられなかったが流石読みやすく面白く清の歴史を前中盤まで語られていた。

  • 宮崎市定全集第十三巻。

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著者プロフィール

1901-95年。長野県生まれ。京都帝国大学文学部史学科卒業。京都大学名誉教授。文学博士(京都大学)。文化功労者。専門は,東洋史学。主な著書に『東洋に於ける素朴主義の民族と文明主義の社会』(1940年)、『アジア史概説』全2巻(1947-48年)、『雍正帝』(1950年)、『九品官人法の研究』(1956年、日本学士院賞)、『科挙』(1963年)、『水滸伝』(1972年)、『論語の新研究』(1974年)、『中国史』全2巻(1983年)ほか多数。『宮崎市定全集』全24巻+別巻1(1991-94年)がある。

「2021年 『素朴と文明の歴史学 精選・東洋史論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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