漱石全集 (第4巻)

  • 岩波書店 (2002年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (582ページ) / ISBN・EAN: 9784000918046

みんなの感想まとめ

人間の内面と外面の葛藤を描いた作品は、深い哲学的なテーマを通じて、読者に考えさせる力を持っています。特に、表面的な美しさと内面的な不作法の対比が際立ち、現代社会における生存競争の厳しさを浮き彫りにして...

感想・レビュー・書評

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  • 漱石全集〈第4巻〉虞美人草
    (和書)2012年08月15日 13:00
    夏目 金之助, 夏目 漱石 岩波書店 2002年7月10日


    なかなか面白い。かなり良かったです。

    夏目漱石さんの作品をどんどん読んでいきたい。

    哲学的性についてこれほど小説として書かれている作品はなかなかないです。そういうところがあまりにも良かった。

    僕は夏目漱石さんを芸術家としてみるということが理解しがたかったけれど、最近、芸術家としてしかあり得ないじゃないかと全く反対に考えるようになった。かなり良い本です。

  • 「不作法(ぶさほう)な裏と、奇麗な表と。厄介でさあ」

    「日本でもそうじゃないか。文明の圧迫が烈しいから上部を奇麗にしないと社会に住めなくなる」

    「その代り生存競争も烈しくなるから、内部はますます不作法になりまさあ」

    「ちょうどなんだな。裏と表と反対の方角に発達する訳になるな。これからの人間は生きながら八つ裂の刑を受けるようなものだ。苦しいだろう」


    人間を二通り拵えなけりゃいけないのなら、ど~やって生きて行けば良いのやら。
    「真面目」に生きてーなぁ。

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