- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000920414
感想・レビュー・書評
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不思議なことは色々あるけど、特に理屈もなく、それはそれとして進んでいく。
それはあの世界の人々にとっては不思議なことではないらしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エンデのデビュー作
冒険ファンタジー
私はミヒャエル・エンデにかなり影響を受けてきた。
特に「モモ」は小学生の頃何度も読んだ
はじめて観た映画は5歳のとき観た「ネバーエンディングストーリー」で
その原作本が映画に出てくる本とまったく同じ装丁がワクワクして親に買ってもらって「はてしない物語」も読んだ
エンデは、この宇宙のたとえ話がとても上手な作家さん
表面的なストーリーは子どもも大人も楽しめるもので、読者それぞれの魂によって、いろんな捉え方ができるし、いろんな宇宙の真理に気づかせてくれる
だからか、いつの間にかエンデの世界観が私に染み付いていたようで、
私の宇宙観はエンデの言ってることとピタっとハマる
だから、小さい頃のトラウマの壁にぶつかっている今、エンデの初期作品を読むと何かヒントがあるのではないか、と読んでみた
絵本のような子ども向けの冒険物語だけど、やっぱり随所随所に真理が隠されている
作者自身も推敲を重ねるよりも衝動で書いたら、つじつまが合ってきた
って感じの本だと思う
最初の作品ってそういうもんだ
それって、意識してない自分の魂に導かれる、
というかたとえ話小説家になろうと決意して小説家の勉強をしてきた人には絶対に書けない類の物語
たまたま表現手段としてファンタジーがぴったりハマっただけ、みたいな
私も体験することがある、
これって神様の導きともいえる
あの体験をエンデはしたんだろうなって思う
そういう人はきっと、他にも表現手段があるもので、エンデは舞台俳優もやってたみたいだし
次はジム・ボタンの冒険の続きの本を読んで、私にハマるヒントを見つけるぞ -
ミヒャエル・エンデの作品の中で、ジム・ボタンが1番好きです。
小学生の頃に読んで、今回子どもたちに勧めてみました。久しぶりに読んでもやっぱりおもしろい。優れた児童書って年を取っても心に響くものなんだなと思いました。我が子たちも将来、子どもに勧めてくれるといいなあ。 -
この言い回し、テンポ。
読み始めてすぐに懐かしくなりました。
子供の頃に読んだ数々の本。
まだ読んでいる途中だけど、先が楽しみでワクワクします。 -
にこにこしながら読んでしまった。いい本ですね。知性を尊重してる感じも素敵だと思った。
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子どもの頃、たぶん初めて読んだ長編小説。難しい言葉も多かったけど、辞書を引きながら場面場面を想像して読み進んで、リーシー姫に恋心を抱きかけたっけ。驚きとカタルシスとめでたしめでたしが詰まった素敵なファンタジーだと思う。(解説、続刊のネタバレなので『13人の海賊』未読の方は注意。)
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黒人少年ジムボタンが機関車と整備士と共に竜の国からお姫様を助け出す
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何回読んでもエンデはいいな。自分に画力があったら全ページに絵を入れたいくらい、国の様子とか風景の描写が素敵。
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子どもの頃の好奇心とか、冒険したいこととかを思い出す。
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何歳になっても楽しめそうな物語
ジム・ボタンかわいいです