メルヒェン集 (エンデ全集)

  • 岩波書店 (2006年5月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784000920544

みんなの感想まとめ

この作品は、子ども向けの宇宙比喩を通じて、自己を信じる力や意志の重要性を描いています。特に「魔法の学校」では、望む力を引き出すための規則が示され、読者は自らの物語と照らし合わせながら、成長の過程を楽し...

感想・レビュー・書評

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  • 自由の牢獄が大人向け宇宙比喩だとしたら、
    このメルヘン集は、子ども向け宇宙比喩

    「魔法の学校」
    で先生が生徒に教える、魔法を使うのに必要な望む力の規則
    「1、ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ

    2、できると思うことは、自分のお話にあうことだけ

    3、自分のお話にあっているのは、ほんとうに望んでいることだけ」


    ライオンの結婚式に亀が行くお話も、信じること、自分の意志を大事にするようなお話

    こども目線で描かれているから、子どもも自分と照らし合わせやすくってきっとおもしろい


    最後の「満月の夜の伝説」だけは大人向けで、この宇宙を作っている神様に対する、畏敬の念を読む側もズシッと感じさせてくれるような物語


    自分に嘘いつわりなく自分を生き抜いて、最後までその自分をまっとうすることこそ、ほんとうの真理にたどり着くということかも

    出会った荒くれものはそこに至ろうとしてる自分よりも、最初から神様とひとつだったということに気づく

    これはエンデ最後に書いた小説
    エンデはここにたどり着いた
    そして、次の学びに入っていったんだろう

    たぶん次の学びの表現は、文学じゃなく、違うものになったのかもしれない


    なんにせよ、エンデはたどり着いてるから、
    こんなギリギリの私に、救いの地図をこうして残していてくれる


    私も自分の全てを信じられる自分になって、次の自分の表現を生み出していく

    エンデはすごい

    こんな風に、誰かの人生の喜びを思い出させるような作品を作りたい

    満月の今夜これを読んだから、私も今夜はブレイクスルーできるかもな
    自分の全部を受け容れよう
    自分をまっとうしよう

  • 読みたい

    Die Zauberschule und andere Geschichten by Michael Ende

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著者プロフィール

文:ミヒャエル・エンデ(Michael Ende)
1929–1995年。ドイツのガルミッシュ生まれ。作家。小説、絵本、戯曲、詩などの文芸作品がある。愛をもって社会を見つめ、深い思索のもと生まれた作品は、世界中の多くの読者に読み継がれている。1960年『ジム・ボタンの機関車大旅行』(邦訳版1986年/岩波書店)で作家としてデビューし、ドイツ児童文学賞を受賞。以降、執筆活動を続け数々の国際的な文学賞を受賞。主な邦訳作品に『ジム・ボタンと13人の海賊』『モモ』『はてしない物語』『鏡のなかの鏡—迷宮—』『魔法のカクテル』『魔法の学校—エンデのメルヒェン集』(以上すべて岩波書店)などがある。『モモ』の装画・挿絵はエンデ自身が描いたもの。長野県の信濃町黒姫童話館に、原稿や草稿、ノート、写真、書簡、自筆原画、愛用品などのエンデの関連資料が多く所蔵され、一部が常設展示されている。

「2026年 『影の縫製機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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