随筆 1 創作・回想記 (☆新版☆ 寺田寅彦全集)

  • 岩波書店 (2009年9月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (370ページ) / ISBN・EAN: 9784000920711

みんなの感想まとめ

日常の感動や思い出を鮮やかに描く随筆は、明治前半の清新な空気を映し出し、貴重な記録となっています。著者の若き日の体験—人力車での旅や英語教師との交流、漱石との出会い、子規庵での会話など—は、色彩感豊か...

感想・レビュー・書評

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  • 一部をつまみ食いした程度。
    『団栗』は秀逸。

  •  寺田寅彦の若い頃を懐古した随筆は、明治前半のある種の清新な空気を映し出しているという点で、まことに貴重な記録である。
     例えば、人生最初の記憶という人力車での旅についての思い出や、土佐の中学生だった頃の若手新任の英語教師との交流、熊本での若き漱石との出会い、上京して子規庵を初めて訪問したときの会話等々はまことに色彩感豊かで、寅彦の瑞々しい感性があふれ出ている。
     明治前半の学生であった寅彦の頭脳は、現代の若者などよりもはるかに現代的な活力に満ちていたようである。

  • ★藤の実

    日常の感動をこんな風に分析出来るなんて、感性のバランス具合が素敵な人だと思った。

    何かをああ綺麗だな、と思っても、気持ちの揺れ動きだけで終わらせず、その事象について、それがどれ程凄いことなのかを分析している。

    色んな人に感動のおすそ分けが出来るって、一つにはこういうことなのかもしれない。

  • 図書館で借りた。
    子ども向けに書かれた随筆もあり
    好きなものを拾い読みするのがいいかもしれない。
    日常生活のことも書いてある。

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著者プロフィール

1878–1935
東京に生まれ、高知県にて育つ。
東京帝国大学物理学科卒業。同大学教授を務め、理化学研究所の研究員としても活躍する。
「どんぐり」に登場する夏子と1897年に結婚。
物理学の研究者でありながら、随筆や俳句に秀でた文学者でもあり、「枯れ菊の影」「ラジオ雑感」など多くの名筆を残している。

「2021年 『どんぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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