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Amazon.co.jp ・本 (500ページ) / ISBN・EAN: 9784000923514
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
人倫
道徳哲学
カント思想
...他7件
みんなの感想まとめ
道徳と実践哲学の深淵に迫る本書は、カントの思想を体系的に探求する重要な作品です。1797年に出版されたこの書は、道徳的な法論と徳論の二つの側面から人倫を考察し、実践理性批判で示された原理を基に、倫理の...
感想・レビュー・書評
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岩波版全集11巻。1797年に出版された『人倫の形而上学』はカント実践哲学の集大成である。内容的には、道徳的なものを構成する法論Rechtslehreと徳論Tugendlehreの2つに分かれるが、それら双方に関わる用語の定義などが置かれている。この部分は『実践理性批判』で明らかにされた諸原理などの要約とも考えられる。批判期以来の実践哲学の根拠付け、フランス革命以来の政治社会論、実践哲学を体系化するための議論の豊富さの追求、こうした山積する課題にカントがいかに答えているかは、容易に見通せるものではない。しかし、原理論以外にも個別的問題に関する豊かな洞察が含まれており、その点では『基礎づけ』や『実践理性批判』よりも読みやすいかもしれない。ともあれ、熟読されるべき古典だろう。
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