カント全集 (11)

  • 岩波書店 (2002年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (500ページ) / ISBN・EAN: 9784000923514

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プレミアム

みんなの感想まとめ

道徳と実践哲学の深淵に迫る本書は、カントの思想を体系的に探求する重要な作品です。1797年に出版されたこの書は、道徳的な法論と徳論の二つの側面から人倫を考察し、実践理性批判で示された原理を基に、倫理の...

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  • 岩波版全集11巻。1797年に出版された『人倫の形而上学』はカント実践哲学の集大成である。内容的には、道徳的なものを構成する法論Rechtslehreと徳論Tugendlehreの2つに分かれるが、それら双方に関わる用語の定義などが置かれている。この部分は『実践理性批判』で明らかにされた諸原理などの要約とも考えられる。批判期以来の実践哲学の根拠付け、フランス革命以来の政治社会論、実践哲学を体系化するための議論の豊富さの追求、こうした山積する課題にカントがいかに答えているかは、容易に見通せるものではない。しかし、原理論以外にも個別的問題に関する豊かな洞察が含まれており、その点では『基礎づけ』や『実践理性批判』よりも読みやすいかもしれない。ともあれ、熟読されるべき古典だろう。

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著者プロフィール

1724-1804年。ドイツの哲学者。主な著書に、本書(1795年)のほか、『純粋理性批判』(1781年)、『実践理性批判』(1788年)、『判断力批判』(1790年)ほか。

「2022年 『永遠の平和のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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