定本 漱石全集 9 心 (定本 漱石全集)

  • 岩波書店 (2017年8月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784000928298

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  • 今、あをにまる著の『今昔物語集』を読んでいます。『走れメロス』や『浦島太郎』などを元に現代の奈良を舞台にしたパロディー短編集です。面白いのですが『こころ』のパロディーのところで、最初のセリフの元ネタがわからず、元ネタである『こころ』を読みたくなりました。色々な出版社から出でいますが、利用している図書館にあったのがこの全集の第九巻『心』。こちらを読むことにしました。

    「私」が海で知り合った「先生」。先生といっても先生ではない。先生と親しくなろうとしても距離を置かれてしまうような付き合い方をされる。
    前半は「私」の目線で現在の先生が書かれていて、捉えどころのない先生のキャラクターは今年読んだ中で1、2を争うほど魅力的です。
    しかし、後半の先生が過去の告白で、先生最低やん…と思ってしまいました。
    「K」に対する感情と決定的な言葉。あかんやろ、と思うけど、心の内の苦しさの表現に圧倒されて引き込まれます。

    高校の国語のテストのせいで文豪の本は難しくて何を書いているか理解できない、と思っていたのですが、この本はふりがながたくさん打たれているので読みやすく、半日で読み終えました。
    1914年発表。110年前の作品。まったく古く感じません。文豪の作品ってすごいですね。

  • テーマ【近代文学】

    私×お嬢さん×K
    友達を応援して自分の恋を我慢出来るのか?!

    ===========

    (定本漱石全集 / 夏目金之助著 ; 第9巻)
    https://libopac.shoin.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SB00041415
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  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac.nara-ni.ac.jp/opac/volume/722818

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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