- Amazon.co.jp ・本 (75ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001100327
作品紹介・あらすじ
花びんをこわしたのに、ごうじょうでごめんなさいを言えないスザンナ。ほんとうのなみだを流したビロードの子うさぎ。おもちゃと子どもの愛情をあたたかく描いた傑作2編。
感想・レビュー・書評
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子供の頃読んだ時、外国では親の言うことを聞かない子供はこんな罰を受けるのかと
驚愕したのを覚えています。
競売というものを、これで知りました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「スザンナのお人形」はどこまでも強情なスザンナと、そんな娘ときちんと向き合う両親が微笑ましくて楽しかった。
「ビロードのうさぎ」は「ほんものとは何か」ということを訴えてくるお話だった。子どもの頃遊んだぬいぐるみ達もこんな風に思っていたのかな。
15/11/15 -
小さい頃母に読んでもらった絵本です。
意地っ張りで頑固なスザンナが私とリンクしていて
今は気恥ずかしくもなりますが
それがとても愛着がもてました。
今の時代、こんなに個性的な絵本は日本で生まれているのかな。 -
1953年12月10日
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shibu
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「スザンナのお人形」は、おもちゃを大事にしない年頃の子どもに読み聞かせると、ごめんなさい〜と泣いちゃう子もいるらしい。
私の子どものころからある絵本ですが、インパクト大。
「ビロードうさぎ」は、うさぎのお人形を持っている子どもなら、ぜひそのうさちゃんをだっこして聞いてもらいたいお話。
大人が読んでも涙が出そうになるお話なので、もっともっと有名になったらいいのにと思っていたら、数年前に酒井駒子さんが描いた挿絵で大ヒットになりました。