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Amazon.co.jp ・本 (76ページ) / ISBN・EAN: 9784001100426
作品紹介・あらすじ
第二次世界大戦後、世界平和のために国際会議がひらかれますが、すこしも成果があがりません。それを見ておこった動物たちは、北アフリカの動物会館にあつまって、動物会議をひらこうと決心します。スローガンはただひとつ「子どもたちのために……。」子どもたちの未来を祈るケストナーの絵本。
感想・レビュー・書評
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戦争ばかり、国際会議では何も決まらない、そんな人間たちに業を煮やして世界中の動物たちが立ち上がる!子どもたちのために!!
ストーリーはわかりやすく単純だけど、動物たちの伝達や大移動で大騒ぎ。伝えたい内容はそこじゃないのに、そこに割くページがとにかく長い。よって、読み聞かせはお勧めしません。
重いテーマだけど、随所にユーモアが散りばめられていてわりと笑えます。
動物たちの提案は言うのは易しで、世界の平和のためにそうなったらいいね、という理想論に思える。でも結局やってみたら平和ってシンプルなことなんだと気づく。
物語で人間が動物たちに強制されながらとにかくやってみたように、現実でも何かとてつもない事が起こらないとダメなのかも。
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戦争を決めるのは前線に立つことのない政治家ばかり。
そんな言葉が浮かぶ本だった。
知らない誰かのことはどうでもいいが、自分の大切な存在がいなくなるのは耐えられない。
身勝手だけど、実際そうなんだろうね。
今好き放題してる人たちもこんな経験をしたら気が変わるんだろうか。
早く世の中から戦争がなくなりますように。 -
ブクログのフォロワーさんが絵本を登録していて、「これは何かある!」と興味だけで読んでみました。
かなり昔の絵本なんですね。
相変わらず愚かな人間に、動物たちが業を煮やす。
45年近く前の本(原作は第二次世界大戦の後に書かれたらしい)ですが、今も相変わらずの人間なのです。(悲)
追記:スミスの本棚で紹介されたんですね?なるほど。 -
戦争の後、人間は会議を何度やっても何も決まりゃしない。業を煮やした動物たちは、人間の子どもたちのために、動物たちで会議を開くことを考える。
戦争自体に加えて、なにが大切が見失っている人間、我欲に溺れた政治家・軍人などを風刺する内容だった。動物たちが繰り返し訴える「子どもたちのために!」が印象に残る。
立川GREEN SPRINGS、PLAY! MUSEUMでの『どうぶつかいぎ展』の予習として借りて読んでいたけど、その途中でロシアがウクライナ侵攻を開始してしまった。
文:エーリヒ・ケストナー、絵:ワルター・トリヤー、訳:光吉夏弥 -
150921読了。
『飛ぶ教室』の作者でお馴染みのケストナーの童話。人間は、何度会議をやだても決まらない。子どもたちのために!と動物たちが世界中から集まって会議を開きます。
書類がいけない、制服がいけないと次々と要求の議決を出す動物たち。人間のややこしさを表していてとても興味深かったです。
最後は、人間の会議で国境をなくす、戦争をなくす平和な議決がなされます。
児童文学は、きれいな理想の話があってこそ、と思います。とてもいい話。
絵も色彩がはっきりしていてとても可愛らしかったです。 -
朝日新聞の天声人語に取り上げられていたのでなん十年ぶりかに手に取ってみた。ちょっとクスリと笑わせる正に寓話です。
細かいことに突っ込みを入れずに、ケストナーの反骨精神を楽しみたい。 -
息子に読み聞かせする用に買ったつもりがなかなか読みごたえがあり、一気に読み終えてしまった。
とともに、ま~いろんなことを考えさせられる。
それこそ領土問題とか介護とか年金とか老後とか、
子育てとか税金とか仕事とか人生とか。
とにかくいろんなことが詰まっているから、
読むたびに違う感想が持てそうです。
といっても難しいものでもなく、とりあえず、
動物たちの描写にニヤニヤしてしまいます。 -
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先日テレビで紹介していた本です。
題名も作者も表紙の絵も知っているけど、
呼んだことないかも…。
今度呼んでみよう!
子供達もきっと読みたがる(*^_^*) -
絵本「どうぶつ会議」の原書が出版されたのは1949年。第二次世界大戦が終わって4年後のことです。絵本はユーモラスな動物たちの絵であふれていますが、メッセージは真剣そのもの。子どもたちのために、平和を求める動物の果敢な行動を描く物語です。世界中の動物が集まった会議で、白クマは高らかに宣言します。「われわれは、戦争や、貧困や、革命が、二どとおこらないことを、要求します」
続きはこちら
GUEST 069/劇作家・演出家・平田オリザ:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2013/01/post141609.html -
小さなころ、こいつをくり返し読んでいました。
大好きでした。
大人になってもこれは忘れないだろうと思っていました。
子供を愛し、子供を尊敬し、子供のために怒る。
そんな「大人」が書いた、子供たちへのメッセージにして、本来子供を守るべき「大人」たちに対しての、ユーモアに溢れすぎた皮肉。あるいは宣戦布告。
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手塚マンガみたいな雰囲気。手塚マンガよりシンプルな内容だと思うけど奥深い、味わいがある。
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飛ぶ教室のケストナー。
第二次世界大戦を憂えた作者が、愚かな人間を動物たちに諌めさせる内容。
現代にもピタリ当てはまる。いうことを聞かない相手をどうするか?暴力ではだめなのです。動物たちは、人間の子供代表(白人、黒人関係なく)にも来てもらい、人間の大人が開催する世界会議に合わせて、提言を行い、大人たちに約束させる。
ユーモアたっぷり。
みみずさんが、会議に間に合わなかったのは残念。 -
おもしろい絵本だった。
動物たちが、子どもたちが戦争にまきこまれないように会議をしたのは、やさしい。動物の方が、人間よりもかしこい。子どもとして、そういうふうにしてもらって、うれしい。現実は、戦争が起こっているから、本当にこうなったらいいな。
シロクマがくしゃみをして書類が飛んでいったり、ゾウのハンカチのサイズが16㎡もあったり、軍服がいけないんだって服をぬがせたりする、細かいところがおもしろい。
動物たちの絵がかわいい。(小5) -
動物たちの姿を通じて戦争をする人間を批判する、やや社会的は内容の絵本。子供に読ませたいと思い購入した。
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長い!
時代背景まで考えて読むと まあ納得
題名でもっとかわいい話かな?と思ったのに。。。
子供にはどう響いたのでしょうか。。。 -
「子供の本は世界の架け橋」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4772190376で読みたくなった。
会議や書類にうつつをぬかし、肝心の子供たちのための世界をちっとも作れない人間たちに業を煮やした動物たちが行動を起こす話。
子供のころに読んだことがあるかどうかわからなかったんだけど、表紙を見て思い出した。
背景の黒とゾウの目が赤いのが怖くて読まなかったんだ。
会議に出るのはみんなオスだとか、人種に配慮しているようでいて動物たちの名前はみんなヨーロッパ系だとか、その方法はいいのかとか、時代の限界はあれど、何を描こうとしていたのか背景を知ってからみると感慨深い。
そんな寓話なのに児童向けの物語としてきちんと成り立っているのはさすが。
動物の移動やキリンの部屋のせいか、頭の中にダンボの汽車のシーンの曲が流れた。
ライオンのパーマネントやワニの歯医者やクジラのバスは、ドリトル先生や映画のオズっぽい。
ミッキーの著作権はオッケーなんだろうかどきどき。
前書きもあとがきもなく、かろうじて中表紙がある以外は小さめの文字で余白は極力少なく、最初のページから最後のページまでぎっしり絵と話がつまっている。
それでも少しは落としているけれど、できるかぎり元の本の内容をいれたかったんだろう。
この、とにかく入れるよ!という作りが好きだ。
絵本版のいいところは、絵がカラーで見られるところ。
条文は少年文学全集版のほうが納得できる。http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4001150581
エーリヒ・ケストナーの作品
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