- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001103038
感想・レビュー・書評
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4年教科書掲載本
あまり馴染みのないルーマニアの昔話13編が収められている。
りこうなおきさき
カメのせなかはなぜまるい
キツツキのくちばしはなぜ長い
ウグイスはなぜ声がいい
一寸ぼうし
みにくいカラスの子
カラスとカッコウ
カッコウとヤツガシラ
しあわせとふしあわせ
セキレイはなぜしっぽをふる
コウノトリはなぜしっぽがない
ウズラとキツネと犬
花の騎士
どれもそれほど長くなく読みやすい。
表題の「りこうなおきさき」始め、知恵を働かせる話が特によかった。
鳥の話が比較的多いのは、「ルーマニアの鳥と動物の物語」から選んだものだからでしょう。
今なら差別用語とされる語彙も含まれていますが、原文を尊重したものと思われます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルーマニアのお話。
読み聞かせにも楽しい。 -
1番好きなお話は、「コウノトリは、なぜしっぽがない」。なんでかというと、頭に言われて、コウノトリががんばって命の水をとりに行ったのが、かっこよかったから。
絵がすごくきれいだった。服のもようがかわいい。(小3) -
動物などのトンチがきいた短いお話がおもしろいです。
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「うぐいすは、なぜこえがいいか」
干支のおはなしの猫は残念だったけど
ここでのうぐいすは、美しい声を授かるのです
うぐいすってルーマニアにもいるの?
夜を感じている情景が美しい
ストーリーテーリングで読んでいただけてよかった(^^) -
ルーマニアの昔話集。表題作の、りこうなおきさきが大好き。他、動物のおはなしなど。
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ルーマニアの昔話は初めてでした。
標題のりこうなおきさきが印象的でした。
1930年頃は国民の半分が文盲だったこの国のお話がなくならずに文字に残されて良かったです。
でも、口伝でたくさんのお話を残し、昔話の宝庫とよばれてるのは凄いですね。 -
おきさきが頭が良くて、おもしろかった
王様がおきさきに会って見たかった時に、
おきさきに出した条件がとっても面白かった -
表題作はグリムの「かしこい百姓娘」とほとんど同じ。「漁師とおかみさんの話」にそっくりな物語もあるが、グリムよりあっさりした感じ。
グリム好きにはちょっと物足りない感じもするが。
なぜこうのとりにしっぽがないのか、などの鳥に関するなぜなぜ話が面白い。2冊の本から選んでこの本にしたとあとがきにあるが、たしかに2冊の本からとったな、というほど大きな違いがある。
ここに載っている以上に鳥に関する昔話が多いというのは興味深い。
太田大八が挿絵職人の技を見せてくれる。東欧のテキスタイルなどを参考にしたのだろう、本当に東欧の人の挿絵かと一瞬思った。 -
☆りこうなおきさき 11分くらい
(2010.2/23 6-1)(2010.3/9 6-2)(2010.5/11 5-2)(2011/03/08 5-1)