魔女のむすこたち

  • 岩波書店
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本棚登録 : 14
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001104578

感想・レビュー・書評

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  • 千野先生の『ビールと古本のプラハ』でポラーチェクについてかかれた部分があり、子どものときに買ってもらった魔女のむすこたちが本棚にあるのを思い出した。なぜだか読まずに大人になってしまったが今読む時がきた。1973年第3刷版、挿絵はヨゼフ・チャペック、装丁は堀内誠一750円とある。本当に子どもの本とはこうあるべきという心おどる本。
    今でもちゃんと少年文庫で出ているが、上製本はない。

    子ども時代に読まなかった理由は合わなかったからだと判明。チャペックの児童文学と同様にチェコ人の?ユーモアが私にはあまり面白くないというだけだったみたいだ。

  • おへそが後ろについているような偏屈な作家の書いた感じがした。
    やはりユダヤ人であること、時代がヒトラーに支配され、大変生きにくい社会になっていくことが影響あるのでしょうか。
    ただ、お話が奇想天外すぎてなかなか入り込めなかった。

  • 子どもの頃読んで、忘れられなかった本の一つ。魔女の息子である、太った兄とやせた弟の冒険物語。兄はものすごく大量に食べるのに、弟の方は一日の食事は「豆三粒」でいい、というところが印象に残っていました。これからゆっくり読みたいです。

  • 児童書として名作だと思う。
    どうして絶版なのか…

    悪魔に連れられ地獄へ向かう、花婿のいない花嫁行列
    カッパのおじさんの飼い犬ムク
    人間と犬の立場が逆転した町
    暗く深い牢獄から聞こえる盗賊達の歌
    凧に物凄く似ている、竜のおじいさん

    個人的に大好きです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「どうして絶版なのか…」
      私も復刊希望しています。。。
      実家に置いてあったのですが、知らない間に「断捨離」されてしまったみたい。。。
      どーし...
      「どうして絶版なのか…」
      私も復刊希望しています。。。
      実家に置いてあったのですが、知らない間に「断捨離」されてしまったみたい。。。
      どーして岩波少年文庫に入らないのかなぁ?
      2012/07/07
  • 狭いながらも楽しい我が家!

    チェコの話なのに河童が出て来るところが、
    子供心に驚異だった。
    しかも恐妻家の。

    挿絵が大好きだった。

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