ガンバとカワウソの冒険

著者 : 斎藤惇夫
制作 : 薮内 正幸 
  • 岩波書店 (1982年11月8日発売)
4.18
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  • 本棚登録 :97
  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001105285

ガンバとカワウソの冒険の感想・レビュー・書評

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  • 自由でのびやか、言いたいことをはっきり言うキマグレが好きだった。
    ああいう風に生きる女性になりたいと思ったが、あの頃と変わらず臆病で堅いまま、大人になってしまった。
    けれど、ガンバの三部作を読んでから、迷ったり不安になった時にはどう行動するのが一人の人として格好良いかを考えるようになった。
    自分が今まさに冒険の物語の途中にいるとして、魅力的な主人公になれるといいなと読むたびに思う。

  • 最初はあまり盛り上がらず順調に話が進んでいたけど、2章くらいからカワウソが登場し、話が盛り上がってきた。カワウソが水に潜ったり泳いだりするところの文章が映像を想像できるような分かりやすい文だった。

  • 2012年、ついに絶滅と認定されたニホンカワウソとガンバとその仲間達の物語。後書きで記された通り斎藤氏の積み重ねた調査の末に書かれた本書は、カワウソの姿を生き生きと描いて下さっています。私達がその姿を見る事が出来ないのが不幸であると思うと共に、今の生活が様々な不幸の上で成り立っている事を突きつけています。絶滅という現実に怯えるカワウソの姿はとても見るに耐えないと共に、乗り越えて迎えた結末は祈りに似ているかもしれません。
    消えて行ったもののあまりの多さ、それが取り戻す事が如何に大変な事で絶望に似た思いを抱くのか…。その応えは本の外、読んだ者の未来で感じる事になるのだろう。

  • 第21回 昭和58年

  •  三部作の最終作。
     最も長い話で最初読んだときはピンとこなかったですが、読めば読むほど味が出る、スルメのような小説です。

  • ニホンカワウソの危機をなんとかせねば!という思いで書かれた本だそうな。
    全編に、カワウソへの愛が満ちている。
    すべての生き物が、カワウソの美しい泳ぎに憧れている。

    パンダのいない上野動物園で、レッサーパンダ以上に長い時間見とれてしまうのがカワウソ君。
    いくら見ても見あきない。
    美しい、というよりも、楽しい。
    JOY、という言葉が思い浮かぶ。
    あっちへ行き、こっちへ行き。
    水に飛び込み、岩に駆け上がり。
    とっくみあったり、逃げ回ったり。
    もぐったり、浮かんだり。
    とにかく、その姿は、喜びに満ちている。

  • 冒険者たちの続き。

    孤立したニホンカワウソとであったガンバたちご一行が、他の仲間と安心できる棲み家を探して冒険する話。

    もちろん話の中身は真っ当で、いちいち納得したり感心したりするんだけれども、前作に比べてどうにもお勉強色というか、自然保護訴えたい色が前面に押し出されてるような気がして残念。
    いや児童書なので、子供が読んで身に沁みてくれたらそれでいいんだろうけども、ワンパクや冒険を求めていたので方向性が違った。

    でも面白かったです。
    やっぱりイカサマが好きだ(笑)

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