王さまと九人のきょうだい―中国の民話 (大型絵本 (7))

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 1311
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (42ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001105575

感想・レビュー・書評

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  • 中国(ちゅうごく)の少数(しょうすう)民族(みんぞく)、イ族(ぞく)のあいだにつたわるお話。九人のきょうだいが、それぞれのとくいなものをつかって、いじわるな王さまをこらしめるとってもゆかいなおはなしです。

    2022/6/10 2-1

  • 5歳になったばかりの次男に読み聞かせしたら、よく聞いていて理解もしていたけど、長くて疲れた。

    2日連続で最初から最後まで読まされた。

    7歳は自分でサラッと読んでた。

  • 9人それぞれの特徴を活かして王様をコテンパンにする。面白かったです。
    〇小学低学年~

  • 中国の民話。赤羽末吉・絵

    小さい子も小学生も楽しめる絵本だと思う。
    私も大好きな絵本。

    「おはなし会」に来てくれた小学5年生の女の子は、「知ってる、読んだことがある」と言っていた。自分で読んだらしい。うれしいなあ。どうやって、この絵本と出会ったんだろう。この子を、この絵本に引き合わせてくれた人がいたとしたら、その人に「ありがとう」を言いたい。自分で、この絵本を手に取ったんだとしたら、たくさんの本の中から、面白そうだと思って、手に取って読んだんだとしたら、すばらしいと思う。そして、すごくすごく、私はうれしい。

  • 2年生に読み聞かせした。
    長い❗️一応担任にも長いです、と断ってからさたんだけど、九人のきょうだいのユニークな名前と特徴で王さまをやっつけるのが面白く、みんな興味津々で聞いてくれたし、私も長く感じなかった

  • 絵が魅力的。
    ちからもち→宮殿の竜のはしらを持ち上げる→力強い‼︎
    王様の信用ならない顔が面白い。
    9人兄弟の絵→みんな同じ顔で可愛らしい。
    くいしんぼう→宮殿の米倉がからっぽに。
    はらいっぱい→7日間お米一粒も水一滴も飲んでないのに、7日前より元気になっている。→目覚めのシーン◯
    ぶってくれ「ああ、いいきもちだ!もっと、ぶってくれ!かゆいところを、かいてもらって、こんな、うれしいことはない。」うたれてるのに...
    ながすね→すねが谷底まで伸びる絵→印象的‼︎
    さむがりや→火の中で方杖をついてる(笑)
    あつがりや→雪山の中で燃えてる(あつそう。)
    きってくれ→「ああ、いいきもち、もっとちからをいれて切ってくれ!」
    みずくぐり→川の水を口いっぱいにふくんで、王様と宮殿を波に飲み込んでしまうシーンがおもしろい。
    最後の平和なくらしを表現した絵がすてき。
    山の緑、太陽の光、9人の兄弟が手をあげている様子。

  • みんなで協力して悪い王様を倒すところが、胸が
    すかっとする!

  • 息子7歳7か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他



  • 兄弟の名前がわかりやすくておもしろい。

  • いろんなきょうだいがでてきておもしろい。おきにいりは「みずくぐり」

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著者プロフィール

君島久子 栃木県に生まれた。慶應義塾大学卒業、都立大学大学院修了。武蔵大学教授をへて、国立民族学博物館教授となる。中国民族学、文学を専攻、特に民間伝承および児童文学を研究。中国、東南アジア、日本を含めた広いアジア地域での比較研究をすすめている。1965年、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1983年、『中国の神話』(筑摩書房)で共にサンケイ児童出版文化賞を受賞。また1976年、『西遊記上・下』(福音館書店)で日本翻訳文化賞を受賞した。そのほか『ほしになったりゅうのきば』『たなばた』『しんせつなともだち』(福音館書店)、『チベットのものいう鳥』『王さまと九人のきょうだい』(岩波書店)、『アジアの民話』(講談社)、『月をかじる犬』(筑摩書房)など多数の著訳書がある。大阪府在住。

「2020年 『あかりの花 中国苗族民話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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