ウルスリのすず (大型絵本)

  • 岩波書店 (1973年12月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784001105650

みんなの感想まとめ

子どもの成長を温かく描いた物語は、スイスの高い山々のふもとに住む少年ウルスリの冒険を通じて、悔しさや努力の大切さを教えてくれます。春を呼ぶ「鈴行列」での一番大きな鈴を持つという夢を抱くウルスリは、最初...

感想・レビュー・書評

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  • 〝ここアルプス山地に住む<ウルスリ>は、朝早くからうちの仕事を手伝う働き者の少年です。牛や山羊のお世話から小さな料理番として、ご飯作りまでも手伝います。明日は、村の子どもたちが鈴を鳴らして、冬を追い出し、晴れやかな歌声を響かせて、来る春を迎える「鈴行列の」お祭りの日です。ウルスリは、村いちばん大きな鈴を手に入れて、行列の先頭に立ちたいと、大はりきりだったのですが、思わぬ事態に…〟スイスの絵本作家<ゼリ-ナ・ヘンツ>の、雄大な自然のなかで逞しく生きる子どもたちを描いた爽やかな絵本。

  • 児童青少年の読書資料 125

  • スイスでは子供向けのお話の古典であるらしい。
    そう言えば「ちゃんとおとうさんをてつだって、小さい下男みたいにはたらきます」という描写など、やや古めかしい。
    その手伝いというのも、家畜のお世話や「天秤棒をかついで水を汲んでくる」とか、ほとんど「ハイジ」の世界。
    でもこのお話の普遍的なところは、子どもの成長について温かい目戦で描いている点。
    アロワ・カリジェの挿絵は、荒削りのようでいて、スイスの暮らしの光景や衣装・風俗をしっかり伝えてくれる。ウルスリの家の木製のドアとドアノッカーなど、とても味わいがある。

    スイスの高い山々のすそ野に住む少年・ウルスリ。
    明日は村の広場で「鈴行列」という春を呼ぶお祭りが開かれる。
    ウルスリの望みは、一番大きな鈴を持って列の先頭でその鈴を鳴らすこと。
    ところが男の子たちの中で一番小さかったので、一番小さい鈴しかもらえず、悔し涙にくれるウルスリだった・・

    子ども時代に味わった悔しい思い出を、誰しもが振り返ることだろう。
    ひと一倍どんくさかった私など、一度や二度どころか、三度も四度もある。
    でもその時どうしたかと言うと何も記憶がなく、たぶん何もしなかったのだろうというところに落ち着く。今でも苦い思い出になっているというのは、そういうことだ。
    ウルスリは違う。こぼさず、くさらず、必死になって「どうしたらよいのか」を考え続ける。
    そしてこんなに小さいのに望みを達成するのだ。それも自分ひとりの努力によって。
    いやもう、ここが本当にすごいのだ。たとえお話の中のことであっても、全力で応援してしまう。

    帰らないウルスリを探し続け、夜通し待ち続ける両親の姿も丁寧に描かれる。ここは涙もの。
    そして、帰ってきたウルスリを決して叱ることなく抱きしめるお母さんが、何しろ素敵だ。
    ラストはもちろん大団円だが、ここまで読むと約20分かかるので読み聞かせは難しいかな。
    でも小さな子から大人までお薦めのお話。
    さすが古典。長いこと伝え続けられて来たお話の良さをじっくりと味わった。

  • 読み聞かせ講座で紹介されていたので、図書館で借りた。

    山の子・ウルスリ(↑↑↓↓)が、鈴行列のおまつりに使う大きな鈴を探すおはなし。

    鈴行列のおまつりだって、世界には色々なおまつりがあるんだなぁ。
    小さい男の子が、一人で出掛けて、一夜を山小屋で過ごす冒険譚なので、小さい人たちにうけるんだろう。
    そんなに大きな鈴重くないの、大きなパンがあってよかったね、なんて思いながら読みすすめる。
    山のけものたちが、ウルスリのことをちゃあんと知っていてくれるのが、私はとても嬉しかった。
    蒸した栗に生クリーム、おいしそうだ。

  • 「フルリーナと山の鳥」と同じコンビ。こちらの方が初期の作品です。アロワ・カリジェの絵は子どもの低い視線で描かれているのに気づく。例えば山のてっぺんにある小屋。ウルスリが生き生きと。

  • 子供ながらの「見栄」とちょっとした冒険な話

  • このような春を招くお祭りはなんてすてきなんだろうとおもいました

  • 子供のころ誕生日かクリスマスのプレゼントに買ってもらった思い出の本。
    子どもの本原画展で作品を見てなつかしくなりました。
    カリジェゆかりのスイスの村に行きたい私です。

  • カリジェの故郷の村には、家々の壁に彼の絵が描かれているそうな。
    行きたい〜!!

  • ひとりで行動してしまう!冒険です!
    子どもにとって夜を越えるのは大変な事です
    雪の描写がいいです
    わかる自分がうれしい(^^)

    兼高かおるの博物館に大きなカウベルありましたよ!

  • ウルスリのがっかりした気持ち、年上の子らに馬鹿にされて哀しい気持ち、冒険したい気持ち…どれにも小さい人達は共感できると思う。

    最後に行方不明から見つかった時、日本だったら涙涙でもがっつり叱られると思うんだけど、そこがカラッとしてるのがヨーロッパっぽいなぁ(?)と感じた。

  • 30年度  4-1 4-2 4-3 
    29年度  4-1 
    27年度(4-1)
    13分

  • 資料番号:020146916
    請求記号:Eカリジ

  • 長い、15分くらい。読むと。あとウルスリと発音しずらい。
    お祭り、鈴、冒険、田舎、雪山
    冬のおはなし。

  • 小さい鈴でみんなにバカにされたウルスリはがっかりしてたけど、小屋で大きな鈴を見つけられて良かったね。

  • 10分くらい。
    明日は鈴行列。春を呼ぶお祭りです。でも、ウルスリは小さな鈴しかもらえません。そこでウルスリは、山小屋の中にある大きな鈴を取りに出かけます。でも、山小屋は雪に覆われていました。なんとかもぐりこんだウルスリ。疲れきって、山小屋の中で眠ってしまいます。

  • Diary:2004/11/25
    スイス各地に、その風景に溶け込むように、カリジェが描いた壁画が、数多く残っている。故郷を愛し、スイスを描き続けた画家カリジェ。その素朴な味わい深さが胸にしみる。

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