ラ・タ・タ・タム―ちいさな機関車のふしぎな物語 (大型絵本)

制作 : ビネッテ・シュレーダー  矢川 澄子 
  • 岩波書店
3.70
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本棚登録 : 379
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001105704

感想・レビュー・書評

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  • 『夜は短し歩けよ乙女』の黒髪の乙女が愛した絵本。
    気になって手にした。

    お話は...
    ちびっこマチアス少年は、ある日、真っ白できれいな小さなお嬢さん機関車を作りました。
    工場長も目を丸くして見惚れて、しまいには、お嬢さん機関車を取り上げ、マチアス少年を追い出してしまいます。
    お嬢さん機関車は工場を飛び出してマチアス少年を探して旅に出ていきます...

    「夜は短し歩けよ乙女」の黒髪の乙女は絵が美しい、と言っていました。
    ビネッテ・シュレーダーさんの挿絵は、美しいというより、どこか幻想的でのどかで素敵です。
    あ、こんなところに小人さんや小動物がいる!って挿絵の中を隅々まで探すのが愉しくなります。
    さらに、挿絵の奥行き感が時を与えている気がします。

    本から本へたどっていく、繋がっていくのは楽しいですね。

  • おお!ラ・タ・タ・タム!
    少しばかり年齢がオーバーしているが私も黒髪の乙女のはしくれ。

    古本市で彼女が探し求めた小さな機関車のおはなし!愛しい乙女のため灼熱の真夏日、ストーブをがんがんに焚き、炬燵に入り激辛鍋を食し我慢くらべに命を賭した「先輩」…

    そんなこととは露知らず彼女が無邪気に求めたこの本は、まこと素敵に愛らしい絵本でありました。
    チッポケ・マチアスに命を吹き込まれたちっぽけなおじょうさん機関車の大冒険。独特なタッチのビネッテ・シュレーダーさんの絵。物語は彼女の旦那さまで法律家のペーター・ニクルさんによるもの。
    法律家がこんな自由でわくわくするお話を生み出すってのもまた夢があるなぁ。

    深みのあるトーンで隅々まで丁寧に描き込まれたあたたかみとさびしさが共存した不思議な絵。「マチアス、ユリアへ」で始まった物語は線路が通るまちの工場の壁にまで遊び心が込められていて…

    さあ、ラタタタム!百聞は一読にしかず!

  • 白い妖精のように綺麗で小さなお嬢さん機関車が、作り手のマチアスを追います。幻想的でダークな色調の絵が白い機関車をくっきりさせます。本書は、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』の中で、黒髪の乙女が「宝石のように美しい絵本」「絵がとても幻想的で美しく」云々と語っています。読み終わったあとは、なぜか「二足歩行ロボットの真似」をしなくては・・・。我ながら物語に取り込まれやすい性質。  1975年7月、第1刷発行。ドイツ・ハンブルク生まれの絵本作家、ビネッテ・シュレーダーの絵本をもっと読みたくなりました。

  • 夜は短し~を読んで気になった絵本です。
    白い機関車はなんて可愛らしい…
    マチアスも機関車もお互い恋しかったんだね。

  • 森見登美彦先生の、「夜は短し歩けよ乙女」で、ヒロインが探していた本。
    特別探していたわけではないのですが、たまたま古本扱っているお店で見つけて、タイトルを見た瞬間に夜は短しのことを思い出して、感動して即買いしました(笑)
    しろい小さな機関車が、自分をつくってくれた主人を探すお話。
    イラストもかわいいですし、いろんな人に必要とされつつも、主人を健気に探す白い汽車がかわいいです(*^^*)

  • 『夜は短し歩けよ乙女』に影響されて、読んでみました。
    言われていた通りの、とっても幻想的で美しい本でした。

    でもそれは、ただ綺麗っていうだけじゃなくて
    儚さや、哀しさが含まれた、影のある画風のように感じました。
    それがとっても良いんです!

  • 『夜は短し歩けよ乙女』で主人公が古本市で探していた絵本。

    機関車大好きのちっぽけマチアスが、自分で小さな機関車を作るんだけど、あまりにいい出来なんで奪われてしまって。。
    でも小さな機関車は一生懸命マチアスを探して旅に出るという微笑ましいお話。

    朗読してみたんだけど、朗読って恐ろしく難しい。かなりつっかえてしまってこれじゃ読み聞かせはできないなーと。

    この本は何がいいって、幻想的な絵なんですよね。美しい。どことなくダリを思わせる感じの。
    これは是非一度、読んでみたらいいかも。癒される。

  • 『夜は短し歩けよ乙女』に出てくる絵本。tonton大のお気に入り。一時、毎晩読んでとせがまれた。色彩がとても美しい。

  • 美しい、美しい、美しい世界と絵と物語。読み手に対する作者のやさしい愛を感じます。読み終わった後、愛を受け取ったあとみたいに心が和らぐ。

    夜は短し歩けよ乙女のなかで登場したので、手にとってみました。森見登美彦さんの世界の延長のよう。


  • 夜は短し〜の乙女が小さいときに読んでいた絵本で、古本市で探していた絵本
    ずっと読んでみたくてようやく読めました

    とにかくとにかく絵が綺麗だった

    ラタタタム、ラタタタム、タタム!

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