アラネア あるクモのぼうけん (大型絵本)

  • 岩波書店 (1979年2月15日発売)
3.42
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 (36ページ) / ISBN・EAN: 9784001105834

みんなの感想まとめ

自然界と共存しながら懸命に生きる小さなクモの冒険を描いた絵本は、読者に新たな視点を提供します。特に、嵐の夜の表現が印象的で、重たい空気や稲妻の描写が生き生きと伝わってきます。蜘蛛が嫌いな人でも、彼らの...

感想・レビュー・書評

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  • かぜがふうわりとだき
    あげた糸とともに、

    かぜにのって空をまう
    小さなクモさん。

    葉っぱにもぐりこんで
    日が暮れるのをじっと
    待ち、

    ひっそりとあみをはり
    朝にんげんが外に出て
    くるまえにこわす。

    ぎゃーッ、クモ嫌い!
    うんうん、わかります。

    でもね、こんなふうに
    一生懸命生きてるのよ
    って、

    子どもの本棚にそっと
    忍ばせておきたくなる
    絵本です。

    なんといっても嵐の夜
    の表現が素晴らしくて


    読んでもらわなければ
    伝わらないと思うけど
    この絵本、文章も秀逸。

    嵐がおとずれる直前の
    重たくて湿った空気が
    ざわざわっと漂います。

    稲妻が空を切り裂く様
    を何と表現しますか?

    くさったみかんを壁に
    ぶつけたようになんて
    私の発想にはなかった。

    ひるまのように明るく
    なった景色のなか降り
    はじめるはげしい雨!

    がんばれ!アラネア!

    あとね、この子なんと
    いうか夜明けの香りが
    するの。

    • コルベットさん
      1Qさん、花の子ルンルンとベルばらを抑えて堂々のエントリーね♡
      1Qさん、花の子ルンルンとベルばらを抑えて堂々のエントリーね♡
      2025/07/09
    • コルベットさん
      どんぐりさん、日差しとか風向きとか、網をかける位置もいろいろ計算してるみたい。いつも網がかかる場所は、日差しを塞いでしまうとかありかもしれな...
      どんぐりさん、日差しとか風向きとか、網をかける位置もいろいろ計算してるみたい。いつも網がかかる場所は、日差しを塞いでしまうとかありかもしれないですね
      2025/07/09
    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      この作品も魅力的!
      「いいね」ありがとうございます。

      この作品も魅力的!
      2025/07/15
  • コルベットさんの本棚から図書館予約

    ≪1匹のクモの生きるための大冒険が、擬人化を排した語り口で静かに語られ、深い感銘をあたえてくれます≫

    アルネアというクモ
    淡々と美しい文で語られる日々
    なんという厳しい日常
    そして 嵐
    繊細な線画で語られます
    黒の絵本

    コルベットさんのおっしゃるように夜明けの香りがします
    この子には

    クモの巣を見つけるとできるだけそっとしておきます
    朝露を光らせるみごとなアート

    家蜘蛛は幸せの兆しとか
    できるだけそっとしておきます

    がんばれ!アルネア

    ≪夜毎に 糸を渡すよ やっと網 ≫

    • コルベットさん
      かよさん、夜明けの香り、共感していただけて嬉しいです♡

      がんばれー、がんばれー!ってなりますよね。私この本を読んでから、ちょっとだけ蜘...
      かよさん、夜明けの香り、共感していただけて嬉しいです♡

      がんばれー、がんばれー!ってなりますよね。私この本を読んでから、ちょっとだけ蜘蛛が好きになりました♪
      2025/07/14
    • はまだかよこさん
      コルベットさんへ

      じっと見ると蜘蛛って苦手
      だから薄目で(笑)
      懸命に糸を張る
      やはりがんばれー!って

      いい本を教えてくだ...
      コルベットさんへ

      じっと見ると蜘蛛って苦手
      だから薄目で(笑)
      懸命に糸を張る
      やはりがんばれー!って

      いい本を教えてくださいってうれしいです
      わざわざコメントありがとうございました
      2025/07/15
  • この絵本は『まっくろけの まよなかのネコよ おはいり』と同じJ.ワグナ-(文)とR.ブルックス(絵)のコンビによって創作された、自然界と共存しながら懸命に生きる<アラネア(蜘蛛)>の冒険談です。蜘蛛が大嫌いだった翻訳担当の大岡まことサンも、この絵本の繊細で躍動感あふれる表現に魅入られてしまったとのこと。蜘蛛の巣をむやみに壊してはならない気持ちになる、開いて見せてあげたい絵本です。

  • 蜘蛛の巣は、芸術的だわー

  • ? 35p 1979・2・15 1刷 

  • 蜘蛛のお話ってアタリ作品しか知らないんだけど…(^^;;
    えーっと、これは結局どういうことかなー。

  • 虫は苦手です。
    けれど、手にとってしまいました。

    翻弄されるその姿に
    途中で、アラネアを応援したくなったり。

    人の心は不思議なものです。

  • 繊細かつ重厚な書き込みで描かれたモノトーンの大型絵本。
    蜘蛛のアラネアが人間にバレない様に慎重に人間の住む世界で共存している様子が丁寧に描かれています。
    文章表現もとても巧みで、翻訳も美しいです。
    蜘蛛の生態を蜘蛛目線で描いてあり、小さな命も懸命に生きていると改めて感じさせてくれる良作でした。

    ただ、画力が高すぎるので蜘蛛が苦手な方は要注意な作品でもあります。

    子どもには是非一度読んでもらいたい絵本だなと思いました。

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