漁師とおかみさん (きつねがひろったグリム童話 1)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001106107

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  • 絵本の上半分は『漁師とおかみさん』(グリム兄弟作、池内紀訳、安野光雄絵)の童話。
    下半分には、『漁師とおかみさん』の絵本を拾ってきた子狐へ向けた、父さん狐の読み聞かせ(安野光雄作)が並ぶ構成。
    父さん狐は人間の字が読めないものだから、適当に読み聞かせをしていて、それが笑いどころになっているのだけれど、最後まで読むとしっかり落ちまでつけているのが面白い。上半分の童話も、絵の書き込みが細かかったり、また訳文が美しかったりと、色々な楽しみ方がある絵本。

著者プロフィール

安野光雅(あんの みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2023年 『文庫手帳2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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