三びきのコブタのほんとうの話―A.ウルフ談 (大型絵本)

制作 : レイン スミス  いくしま さちこ 
  • 岩波書店 (1991年11月13日発売)
3.66
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  • 本棚登録 :179
  • レビュー :36
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001106121

三びきのコブタのほんとうの話―A.ウルフ談 (大型絵本)の感想・レビュー・書評

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  • 5年生に読み聞かせ。ちょっと表現が怖かったかな。別の角度から見ると…という勉強にはなると思うが、人によって捉え方は違うはずなので、少し不安が残った。

  • すごく期待して読んだ
    物事を多面的にとらえられない私だから
    開眼があるかも!と
    絵が全体にダークで魅力的
    でも、なんかね、ウルフ君には悪いけど
    言い訳はうまいけど、ね

    ≪ 食べられた コブタが やっぱかわいそう ≫

  • オオカミが二晩家にいった、おおかみがベルをならしたら、ひげをそっているところがおもしろいです。

  • 20130528 朝6年生
    20160112 朝3年生
    20161018 朝5年生

  • 「三びきのこぶた」の真相を狼側の視点から描いたという体の作品。
    ブラックなのはいいけど、ユーモアが足りない。

  • パロディだが、話しは今ひとつ。絵は構図がよい。

  • なるほど。オオカミにはオオカミの事情があったんだ。

  • 7分

  • 三匹のこぶた事件で収監された狼が語る「あのときの真実」。
    だから著者の名は「著者名」ではなく「聞き手」と書かれている。語り手はウルフ氏。

    これは子供向けではない。
    子供向けの棚に置きたくないし子供の目に触れさせたくない。
    だけど大人が読んで楽しいものでもない。
    これを単純に楽しめる大人とはお近づきになりたくない。
    読んでいる最中も読みおえた後も、ただただひたすら気分が悪い。

    最初はブラックユーモアなのかと思った。
    ブラックユーモアにしては面白くないし単に著者の性格が悪いだけに見えるけれども。
    スパイダー屋敷の晩餐会http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4894235692をセンスのない人がやっちゃったんだろうかと思ったが教訓モノではなさそうだ。
    では食べられる側からみれば酷いことだけど食べる側からみれば当然のことだよという話だろうか。いやそれも違う。
    これは迫害者が犠牲者を貶める語りだ。

    狼の語りは身勝手で反省がなく自己憐憫と正当化にあふれ、「ブタども」への視線はヘイトに満ちている。
    あんな家を作るなんて劣ってるとか、にくブタめとか、相手を価値のないものとみなす言葉はジェノサイド前夜によくみられるものと同じ。
    ナチ政権下のドイツ人からユダヤ人へ、レイプ魔から被害者へ、在特会からコリアンへ、植民者から原住民へ、とか、そんな言葉とそっくりだ。

    これは解説なしで子供に渡していい本じゃない。
    大人にだって「これはひどいことです」というフォローが必要だ。
    狼の主張通りに「事故」だとしても殺して食った相手の兄弟にぬけぬけと砂糖を借りにいって歓迎されなかったことを憤っている時点でこの狼がどんなやつかはわかる…と信じたいけれど、それを読み取って子供に説明できる親ばかりじゃない。

    自分を正当化したまま老いる狼の醜さにおぞけが走るけれど、絵としてはブタのほうが恐い。
    狼視点とはいえ、絵の中でまで「訪ねてきた狼を罵って追い払うひどいブタ」と、「当然のことをしただけなのにひどいめにあう哀れな狼」が描かれる。
    オチをつけるなり、文章と裏腹に絵では非道に見える狼を描くなり、無粋に解説で説明するなりフォローがあるべきだ。
    本気で面白いと思って書いているのか、ヘイトスピーチのパロディなのかこれではわからない。
    (もっとも、パロディのつもりだったとしても、これではひどさを再生産するだけで風刺にはならない)


    カシャンカシャンとスライドのように写されるアメリカの古いカートゥーンのようなリズムで話が流れる。
    原文ではページ頭の大文字を飾るスタイルらしく、日本語版にも文章のはじめに無意味なアルファベットが放置してある。
    飾り文字の多い絵本は訳すのが難しいとは思うけれど、本の出し方に一工夫ほしいところ。


    口直し
    「さんびきのかわいいオオカミ」http://booklog.jp/item/1/4572003335
    ヘイトの構造
    「1冊で知る虐殺」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/456204523X

  • 今日のほいくカフェ会で、私の気になった本♪

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