ギルガメシュ王ものがたり (大型絵本)

  • 岩波書店 (1993年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784001106176

みんなの感想まとめ

壮大な物語が描かれる叙事詩は、5000年以上前の古代シュメールの文化を感じさせる作品です。特に、ギルガメシュ王の成長や友情、愛と死のテーマが織り交ぜられ、読者に深い感動を与えます。物語は、暴君だったギ...

感想・レビュー・書評

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  • 5000年以上前に書かれたという叙事詩。
    文字というものを創造した古代シュメール人たちのおかげで、そしてこの話が書かれた粘土板を発掘してくれた人たちのおかげで、
    更に解読してくれた学者さんたちのおかげで、もうひとつ映像作家さんのゼーマンのおかげで今私たちの手元にこの絵本があると考えると、何だかとてつもない時間の旅をしてきた話なのだと、そんなことを思う。

    1巻から3巻まであるが、1巻だけを紹介。
    古代メソポタミアとは、まさにこんな風だったのではと思わせられる素晴らしい絵が展開される。一枚一枚、まるで壁画のよう。
    訳文も文語体の迫力を生かしていて、お話の壮大さにひと役買っている。

    太陽神によってメソポタミアに送られたギルガメシュ王。
    ウルクの町の周囲に巨大な城壁を作り出すが、国民はその作業に疲弊している。
    容赦なく働かせる残酷な王。助けを求めて太陽神に祈る人々。
    願いを聞き届けた太陽神は、地上にある人間を送り込む・・

    このウルクというのが、現在のイラクという国名の由来になったらしい。
    読み終えた後、裏表紙の地図と現在のイラクの地図を見せても良いかもしれない。
    地図大好きな私は必ずそうするが、この際中学年以上だと地図が理解しやすい。
    ウルクの城壁も遺跡として残っているし、そちらの画像も持参すると良いかな。

    「世界最古の叙事詩ですよ」と言って読み出すと低学年でもしっかり受け止めようとしてくれるが、出来れば中学年以上に。約15分。
    読んだ後のブックトークを入れると20分くらいになりそう。
    ということで、これは20分枠以上のお話会向け。
    2巻と3巻を持参して、見せながら「続きは図書館で~」と紹介するという手もある。

    3巻まで読んで完結し、英雄物語・友情・恋愛・生と死・悪との闘い、旅などをテーマにし、物語の原型はほとんど入っている。恐るべし、シュメール人の文化。
    子どもだけの読み物にしておくのはもったいないのだ・笑

  • 中身も良いですが、絵が良いと思いました。もう少し詳しい本も読みたくなるかな。

  • ウルクの都に太陽神から王が遣わされる
    半分人間半分神のギルガメシュ
    初めは暴君だったので神が強いエンキドゥを森に
    野人のエンキドゥは動物と仲良し
    エンキドゥを殺すためギルガメシュが女を遣わす
    エンキドゥは人間の愛に目覚める
    ギルガメシュと闘う
    戦中ギルガメシュが落ちかけエンキドゥが助ける
    人間の優しさがわかり名君に

  • 最近、英雄最強王という本を学校図書館で借りてきた小学校1年生の息子。どんちゃらとバトルをひたすら繰り返す本で、親としてはもっと良質な本を読んでほしい、どうして学校図書館にこういう本を置いちゃうんだ…とも思ったけれど、子どもはこういう本に飛びついてしまう。

    ただ、せっかく英雄たちに興味をもったので、「ヘラクレスはギリシア神話という本に出てくるよ。」「孫悟空は西遊記という本に出てくるよ。」というかんじで教えてあげたら、「読んでみたい」とのこと。英雄最強王にも出典が書いてあるから、そこはいいなと思った。

    英雄たちの物語の一つとして、この『ギルガメシュ王ものがたり』を図書館で借りて読んだ。読み聞かせてあげると低学年でも楽しめる。

    息子は、ギルガメシュがエンキドゥと決闘したことがきっかけで揺らぐことのない友情で結ばれ、よき王となっていく物語にひきこまれていた。読み終わるとすぐに「3冊あるんだよね、つぎの本読みたい」と言ってきたから、すごく気に入ったんだと思う。

  • 2歳 図書館
    完全に親の趣味で勝手に読み聞かせたが、「ぎるがめしゅ!」と指差す姿は可愛い。笑

    3歳 久しぶりに読んだらお話を理解しようとしていた

    5歳 

  • 漢字 小学校低学年以上レベル
    ふりがな あり(全ての漢字に)
    文字の大きさ 中くらい
    長さ 短い(24ページ)文字多め
    出版年 1992年
    内容 人間の心が分からないギルガメシュ王とエンキドゥの戦い。ギルガメシュ叙事詩を下敷きにしたお話。
    感想 精密で美しい絵。冷酷な王、民を救う英雄、美しいヒロインなどわくわくする要素がいっぱいながら、人の心という深いテーマを扱っている。

  • 直接的に王を描く昔ばなし(しかもその失態まで)は少ない気がするなぁと思った 子供向けというよりも感情が交差するこの物語はどの世代にもおすすめしたい話だなぁと思う

  • ギルガメッシュ王が最初怖かったけど、あとからいい人になっていくのが楽しかった。小2

    ハッピーエンドでよかったな 小4

  • 5000年以上前メソポタミアで
    くさびがた結主版に楔形文字で記された世界最古の物語の一つである「ギルガメシュ叙事詩」。
    その壮大な物語を絵本化した作品です。

  • 毛むくじゃらのやつがかわいい
    友情大事
    行動面の目標 自立すること、社会と調和して暮らせること
    それを支える心理面の目標私には能力があるとおもうこと、人々は私の仲間であるとおもうこと

  • 圧倒的な深みのある絵本。シリーズ3冊どれも素晴らしい。子どもよりも私が夢中で読んだ。

  • ギルガメシュ王について名前は良く耳にしますが、恥ずかしながら今まできちんと話を読む機会がありませんでした。
    人と共に生きたはずなのに、人間らしい「優しさ」を身につけなかったギルガメシュ王と、動物と共に生き、優しさを身につけたエルキドゥの対比が印象的です。現代にも通ずるところがあり、他の作品にも触れてみたいと感じました。

    司書3

    姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→https://library.koutoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SS00024489

  • 11分強
    2〜4年生

    世界最古の物語
    5000年以上前に粘土板に記された

  • 世界で一番古い物語。
    絵が丁寧できれい。

  • 読み聞かせ用。完全に趣味ですね。わかる子だけわかって欲しい。
    約10分

  • 心というもの、友達というものを知ったギルガメッシュです

  • ともだちって大切なんだね

  • 装丁が素晴らしい

  • 子どもに読み聞かせてみましたが、小学1年生にはまだ早かったようです。物語はあまり理解していない様子でしたが、見開きのオリエントの地図には興味を示し、自分の持っている地球儀と見比べていました。

  • 2020年5月4日、コロナウイルスによる非常事態宣言継続中のなか、この本を読みました。優れた物語は、どの時代でも固有のメッセージを持ち続け、宝石のような輝きを失わない。子供にも読ませようと思いました。

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