グレイ・ラビットのおはなし―絵本

制作 : マーガレット・テンペスト  石井 桃子  中川 李枝子 
  • 岩波書店
4.18
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本棚登録 : 50
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001106251

感想・レビュー・書評

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  • 「児童青少年の読書資料一覧」(『改訂 児童サービス論』樹村房、2004年)の「小学校初級から中級向き」のなかにあった ので、図書館で借りた。

    「リトル・グレイ・ラビット」シリーズの最初の四編(1929年~1932年)。
    元はそれぞれ独立した小型絵本だったものをあわせた大型絵本で、挿絵がほとんど毎頁に入ってるが、原文が多少省略されているとのこと。
    (カバーそで「訳者のことば」より)
    第一話 スキレルとヘアとグレイ・ラビット
    第二話 どのようにして, グレイ・ラビットは, しっぽをとりもどしたか
    第三話 ヘアの大冒険
    第四話 ハリネズミのファジー坊やのおはなし

    ○○ラビットといえば、ピーター・ラビットしか知らなかった私。
    こちらのラビットも知り、こちらのほうが好きになった。
    全体を通して、ラビットは、よく働き、心やさしく、「ヒナギクのように清らか」で、理想の女性像のようなのだ。
    スキレルもヘアもはじめは嫌な感じだったものの、憎めない。
    第四話は思いやりのおはなしで、心あたたまった。
    「ある夏の朝はやく, 白い霧が, やわらかい毛布のように, 草原をおおっていたときのことでした。」、「夕方になり, お日さまが, 金色の海にしずんだとき,」などという言い回しも気に入った。
    絵も繊細で、良質な雰囲気を醸し出している。
    それぞれの絵の枠の形と色もおしゃれで、丁寧に作られた絵本なのだなぁと、嬉しくなった。

  • 主人公のグレイ・ラビットは、働き者で勇気も知恵もあり、できすぎたよい子。
    それに比べて、同居しているうさぎとりすは性格悪すぎ。
    なんで、グレイ・ラビットは一緒に住んで、面倒みているのか、大きな疑問です。
    擬人化されたうさぎの絵本といえば、「ピーターラビット」があまりにも有名。ついつい、比べてしまい、「ピータだったら・・・」と考えてしまう。
    同時代、同じような絵本が、しかも同じイギリスで、なぜ「偽物」とか「まねっこ」とされずに、受け入れらたのでしょう。

  • グレイ・ラビットが月の光の下で踊る場面が素敵。

  • グレイラビットのお話は昭和50年代に評論社から河野純三やくで出版のものが最初でしょうか?
    本の小ささや、原作のマーガレット・テンペストの絵であることも良いのに、私にはなんとなくなじみのないシリーズでした。ピーターラビットにも引っかからなかった私は、もっと幼い、納得出来る話が好きなのかな?
    チム・ラビットがとても好きなので、グレイラビットも読まねば!と思い、図書館で捜して出て来たこの本は、お値段も立派な大型本ですが、石井桃子さんの訳が私はやっぱり好きと思いました。
    始めからこの本を手にしていたら?今となってはわかりませんが、小学校高学年で、気に入る子がいそうだと感じました。

  • わたしが欲しいのは偕成社から出ているシリーズの方なんだけど、どうやらもう入手不可能らしい
    図書館で読んでたんだけど、装丁がとにかく可愛かったんだ

  • 同タイトルの文庫版をちょっとカットして絵本仕立てにした本。<br>
    個人的にマーガレット・テンペストの絵が可愛くて大好きなので。<br>
    もうほぼ絶版になってしまってほとんど見かけないですが、グレイ・ラビットのミニ絵本の挿絵もマーガレット・テンペストです。

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