長ぐつをはいたネコ (大型絵本)

  • 岩波書店
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001106275

感想・レビュー・書評

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  • 手に取る機会があってよみました。

    むかし、あるところに、ひとりの粉屋がいました。
    その粉屋が死んだとき、三人のむすこにのこしたものといえば、水車小屋と、ロバと、ネコだけでした。
    いちばん上のむすこが水車小屋をとり、二ばんめのむすこがロバをとったので、すえむすこには、ネコしかのこりませんでした。
    すえむすこは、がっかりしましたが……。

    そうそう、カラバ公爵だった、と読み進めます。
    いつどの絵本で読んでもらったのかは覚えていませんが、おしゃれであたまのいい話だなぁと思った覚えがあります。
    それは新鮮なおもしろさでした。
    これはマーシャ・ブラウンの絵で、線がふわふわしていて輪郭がはっきりしないけれど、やっぱりすてき。
    ネコが人食い鬼の城に向かうページが絵画のようで、ほうっとします。
    西洋の鬼が変身した後の姿で描かれていたので、元の姿がどんな風だったか見てみたかったです。
    文章は長いけれど、さらさら流れるように読めて、ほれぼれします。
    石井桃子さんの解説が1枚ついていて、マーシャ・ブラウンさんが大柄であったことと、来日時に尺八を求めたというのも初めて知りました!
    文章も絵も大人びているので、小学生から。

  • 1953コールデコット賞受賞作品
    「お父さんが死んでしまったあと、無一文になった若いご主人のために、機知に富んだ一匹の猫が大活躍。ご主人様をとうとう侯爵さまにしてしまう痛快なお話を華やかに描いた絵本。」

  • シャルル・ペローの昔話( フランスを中心としたヨーロッパ圏)

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN15613472

  • 申し訳ありません、現在品切れ状態です。
    購入できません。20130618
    復刊ドットコム
    http://www.fukkan.com/

  • 2010年12月11日

    <PUSS IN BOOTS>

  • (3歳10ヶ月)

  • 形見分けで猫一匹しかもらえなかった粉屋の末息子。けれどこの猫が、知恵と行動力で末息子に幸運をもたらします。題材によって画材もタッチも変えるマーシャ・ブラウンは、この絵本でも、お話にぴったりの絵をつけています。王さまとお姫さまがゴーヂャス!この色使い、大好きです。

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著者プロフィール

Charles Perrault (1628-1703)
17世紀フランスの作家、詩人。ルイ14世の宮廷に仕えた政府高官だったが、晩年に民話をもとにした作品を次つぎと公表し、フランス民話編纂の始祖として知られる。民話に独自のアレンジを加えた彼の作品は、後世に様々な影響を与え、いまでも読みつぎ語りつがれている。

「2023年 『民話の森叢書1 グラビアンスキーの絵本ペロー昔話集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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