- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001106824
感想・レビュー・書評
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この本の読書感想文書いて何かもらった。レオ様と弟子?サライの交流などなど
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ジョコンダ夫人とはマドンナ・リザ・ジョコンダ=モナ・リザのこと。モナ・リザのモデルは商人ジョコンダの若い妻だった。レオナルドダビンチがこのモナ・リザを描くにあたっては、泥棒少年だった徒弟のサライが深くかかわっている。ペアトリチェはレオナルドが
つかえていたイル・モロ公の義妹。姉イザベラのように美しくはなかったが、それをわきまえながら生きていくことを知っている女性だった。ペアトリチェは22歳で亡くなるが、ジョコンダ夫人はペアトリチェを思わせる何かがあるとサライは感じた。レオナルドとサライと、ペアトリチェの三人の関係。河合隼雄さんの著書で紹介されていた。読んでよかった。 -
ご幼少のみぎりにこれを読んだから、「ダヴィンチコード」などには興味を惹かれなかった!? 先年、翻訳者の松永ふみ子氏のご自宅を訪ねる機会に恵まれた。それとは知らず、別の用件で別の人に招かれたのだ。亡くなったご母堂の作品を、ご子息は机上に並べていらした。佇まいの美しい机だった。あのような空間で読み、考え、書くことができればどんなに……と思いながら、わが現実は正反対。でも、あの机のイメージは、生涯私から消えることはないだろう。
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ジョコンダ夫人の肖像=モナリザ
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07.3.6河合隼雄が著書で紹介していたので読んだ。悲しいような温かいような妙な読後感だ。
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ダヴィンチコードよりも面白いと思うのだが。
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これこそ大人が読んでも楽しめる児童文学。ぜひおためしあれ。
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ジョコンダ夫人の肖像を書いたのは、レオナルド・ダ・ビンチ。「ジョコンダ夫人の肖像」とはつまり「モナ・リザ」のことです。この物語の主人公は、ダ・ビンチの徒弟であったサライ。彼の成長物語です。サライの視点を通して師であるダ・ビンチとフェララ公の次女ベアトリチェが語られています。サライとダ・ビンチとベアトリチェをつないだ、不可思議な友情の絆。それがあの「モナ・リザ」の微笑みを生み出したのかもしれません。