クマのプーさん プー横丁にたった家 (岩波の愛蔵版 2)

  • 岩波書店 (1962年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (402ページ) / ISBN・EAN: 9784001108019

みんなの感想まとめ

物語の展開やキャラクターの魅力が、挿し絵とともに生き生きと描かれた作品は、心温まる体験を提供します。登場人物たちの仕草や表情は、まるで目の前にいるかのように感じられ、彼らの個性が鮮明に表現されています...

感想・レビュー・書評

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  • クマのプーさん展に行き、シェパードの挿し絵をじっくり見ながら再読した。
    クリストファーロビンやプーたちの仕草、表情一つ一つが生き生きとし、登場人物の性格が絵で表現されていて素晴らしい。
    おはなしの展開、会話のおもしろさ、こんなにすごい世界だったんだと改めて感動。
    おはなしと挿し絵(挿し絵がない本は装幀)がぴったりあい、一つの世界を築いている本に出会うと宝物を手にしたよう。
    かつて百ちょ森で遊んだ大人は、いつかは終わってしまう儚い時間だと知っているからこそ、愛しく切なく胸に迫ってくるのかもしれない。

  • 読み終わってから、じわじわとあたたかさと名残惜しさがやさしく込み上げてくる。
    登場人物みんなかわいい。キュートな挿絵につい見入ってしまう。

  • 石井桃子さんの美しい翻訳が心に響いて読後とても優しい気持ちになれました。

  • 世界観がとても優しく温かい
    一年に一回は読み返してしまう

  • なんて平和で温かく、可愛らしい世界なんだろう!心が温まります。もったいなくて後半はまだ読んでいません。思わず笑みが溢れる、ゆっくりと楽しみたい作品です。E・Hシェパードの描く生き物たちの可愛らしいこと!後半はもったいなくてまだ読んでいません。ここぞというときに読みます。

  • 小さなときから何度も何度も読み返しているたいせつな本です。
    未読の人かた、長い人生のうちほんの数時間この本を読むために時間をついやすことは、決して無駄ではないと思います。

  • 小さい頃から大好きなお話。
    昔、読んだときに胸に残ったもやもやとしたものが、
    大人になってから、何だったのかようやくわかった気がした。大人にならないで欲しかったクリストファーロビンと
    永遠にかわることのないプーさんのお別れに、
    何度読んでも、ほろ苦い感情がこみあげてきます。

  • 2冊がまとまった大ボリュームだが、1遍は短いため毎日少しずつ読み進めた。

    文章は子どものこんがらがった話し方をそのまま再現したような独特の言い回し。
    読み始めは自分一緒に頭がこんがらがってしまい、その独特な文体に慣れるのに苦労した。
    (子どもの頃、少し読んでは挫折して、を何度も繰り返した理由がよく分かった笑)

    文体に慣れてしまえばその世界観にどっぷりと浸れる。
    個性豊かなキャラクターたちの微笑ましい交流に心が温かくなる。
    最後はすっかり慣れ親しんだ物語が終わってしまうことに寂しさを覚えた。

  • 確かに構成が面白い。日本語訳が凄い。

  • 再読。

    A・A・ミルン作、石井桃子訳の童話『クマのプーさん』及びその続編『プー横丁にたった家』という2作が、一冊にまとめられたもの。シェパードの描く挿絵や地図がカラーで掲載されているのも嬉しい。

    物語は、父ミルンが、息子クリストファー・ロビンに向けて、ロビンと、ロビンの持つぬいぐるみたちとのお話を語り聞かせるという形態になっている。

    本書は哲学的な本ともよく言われ、それはプーのとぼけていながら、ふと本質的なことを呟いたり、詩歌論を吐いたりするところにあるのかもと思う。
    けれど読み進めるとむしろ、それらの考え深げなところよりも、感情の剥き出しの無垢さが表れているところに、はっとさせられる。

    たとえば、ロバのイーヨーの誕生日プレゼントを巡るドタバタが語られるとき、それを初めて聞いたはずのロビンが、父に向かって「ああ、ぼく、おぼえてる。」と言えてしまう場面。
    または物語の最後、幼年期を終えてしまうロビンが、「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃったんだ。」と魔法の丘に別れを告げ(そしてプーは、自分は「ひじょうに頭のわるクマ」だから、ロビンの話すことを理解できなくなってゆくだろうことを悟り)ながらも、彼の心の一部がプーとともに魔法の丘に残り続けることが語られる場面、そしてそのときのロビンとプーの間のやり取りなどは、読む側の胸が痛くなるほど無防備で、心に残る。

    いわゆる「プーさん」の原作はこの2作(20篇)のみで、その知名度に比べて意外なほど少ないように思う。けれど読み終えたときは、多彩なキャラクターたちの個性や、端々に滲む感情の純粋性、そして結末の潔さに圧倒的される。

  • 「クマのプーさん展」に行ったときに購入。
    「プー横丁にたった家」は読んだことがなかったから。

    クリストファー・ロビンと、クマのプーさんとなかまたちのおはなし。

    やっぱりとんちんかんで、おもしろかったです。
    クマのプーさん展の特別イベントに運よく参加することができて、そのときに松岡享子さんがおっしゃっていたのは、「波長が合わなくちゃいけない」ということ。
    たぶん私はまあまあな部類かなと思いました。
    プーきちがいになることはないけれど、「十一時っぽい気持ち」なんていいなぁと思います。
    ストーリーテリングできいた、「プーがあたらしい遊戯を発明して、イーヨーが仲間にはいるお話」、コブタのキイキイ声が耳に残っていて、ああほんとうにお上手だったんだなと感じました。
    ほか、イーヨーがみんなにあしらわれている理由はわかるけれど、ぼんやりしていてなんだか憎めないなと思ったりしながら読みました。
    プー・クマはなかなかの詩人です。
    あと、最後のクリストファー・ロビンのことば、成長を感じて少ししんみりしました。
    どこかでみた石井桃子さんのことば『子どもたちよ』を思い出しました。

  • 番外編02 第1回ビブリオバトルinなわて なわてvsいこまで発表された本です。 テーマ「大人も楽しい!子どもの本」

  • (2014-12-26)(2015-01-23)

  • 10年近く前、息子に読んだ時も思ったけれど、訳が難解なところがあって、子どもには、わかりずらいところもある。しかし、それを差し引いてもなお、面白い!というのが、この本の驚くべき魅力だ。
    娘は、気に入った章を何度も読んでとせがみ、意味がわからない章は、早く終わりにしろと言いながら(笑)それでも、最後まで楽しく読み続けた。

    最後の章は、母、涙。この本が大好きだった息子は、クリストファー・ロビンのように思う時があっただろうか?
    プーやコブタのぬいぐるみを並べて遊んでいる娘も、プー横丁で仲間たちと遊べなく日も、遠からず訪れるだろう。

    大好きな仲間たちと暮らす日々を手放しても、なにもしないでなんかいられなくなる方を選ぶ日のことを想う。

  • 母が古本屋で買ってきてくれた本。
    初版だったので、言葉がちょっと古いですが・・・
    とてもかわいらしいキャラクターです。

    作中でプーさんが歌を歌うのにメロディーをつけたくなります。

  • アニメも見たことはないが司書課程の課題で読んだ。

    ここまでプーさんがおバカとは知らなかった。びっくりした。

    予想とは違う衝撃を受けた本(笑)

  • 中学か高校以来の再読。

    他人の弁当を無断で食べるプーくま。
    ポエマーなプーくま。
    無邪気に誰かをたすけることのできるプーくま。
    尊敬すべきクマです。

  • プーさんや森の仲間達のおとぼけっぷりに笑い、ほっこりとした気持ちになり、最後は少ししんみりしました。
    挿絵も可愛く(個人的には、ディズニー版よりこちらが好きです)、お勧めです。
    【熊本学園大学:P.N. fudge】

  • おもしろい。ギャグマンガのようです。絵がとってもかわいいです。

  • やっぱりイーヨーが好きだ
    自分を投影してしまうのかな

    こぶたも好きだ

    キャラクタの
    なさけなさが
    好きなのかな

    なさけないから
    たのしく
    やってけるんだ

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    ディズニーアニメのプーさんは見ない方がいい。

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著者プロフィール

1907年埼玉県生まれ。1951年に『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に『三月ひなのつき』『山のトムさん』、絵本に『くいしんぼうのはなこさん』『ありこのおつかい』(以上福音館書店)、翻訳に『クマのプーさん』『たのしい川べ』『ちいさいおうち』(以上岩波書店)、『うさこちゃん』シリーズ、『ピーターラビット』シリーズ(以上福音館書店)など多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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