銀河鉄道の夜 宮沢賢治童話集  (岩波の愛蔵版 5)

  • 岩波書店 (1963年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784001108040

みんなの感想まとめ

幻想的な世界観と深い思想が織り交ぜられた作品は、読者に強い印象を与えます。特に、星や星座にまつわる描写が魅力的で、読後には自然と星座に関する興味を掻き立てられます。しかし、作品の内容は一筋縄ではいかず...

感想・レビュー・書評

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  • 賢治文学の特色として、その幻想の豊かさは、けっして忘れられません。IIには,「やまなし」「ふたごの星」「銀河鉄道の夜」「グスコーブドリの伝記」など、思想性と幻想性の高い作品12編を収めます

  • 諸事情により、「銀河鉄道の夜」のみ読むつもり。

  • 難しい!
    やっぱり自分は活字読み慣れていないな~と実感した。
    当時の時代背景、風景描写を想像しながら読み進めるのに苦戦した。

    星めぐりの歌が素敵だと思った。
    星・星座に関する話が多く、星座の本読みたくなった。

    分かりやすくハッピーエンド!っていう感じではなく、ぼんやりと余韻を残し、物語が終わる。
    全体的に諸行無常…自業自得…自己犠牲…と色々考えさせられるものが多かった。
    (当時は自己犠牲は儚く尊いとされていたかもしれないが、自分の幸せを考えても良いんだよ…?と思ったのだがそれは現代的な思考なのだろうか?)

  • 数年に1度は読み返す。「ほんとうの幸」とは何か?宮沢賢治が生涯をとおして悩み、考え続けたことなのだと深く心に沁みる。

  • 年末にみたプラネタリウムのプログラムが「銀河鉄道の夜」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/B007UOQTMWで、そうかあれは星をめぐる話だったかと納得したら読みなおしたくなった。
    プログラム中で流れた「星めぐりのうた」は『ふたごの星』の中にでてきた詩だったか。
    銀河鉄道の夜を含む12作収録。

    宮沢賢治は教科書やら絵本やらたくさんあるから子供のころに何度か読んだ。
    何度読んでもピンとこなかった。今読んでもやっぱりピンとこない。
    色やら石やら炎やらがきれいだとは思うけれど、善も悪も極端でしっくりしない。

    『土神ときつね』を読んで、なんとなく合わない部分がわかった気がする。
    私は宮沢賢治とは大事にしたいものが合わない。
    嫉妬とか、役に立ちたいとか、そういうのはわからない。
    だから私は宮沢賢治の作品のうすーい表面しか読みとれないだろうと思う。
    この話を男のストーカーが読んだらどう感じるのかぜひ聞いてみたい。

    『グスコーブドリの伝記』は子供のころから納得がいかなかったけれど、飢饉の経験があっての結果と思うとちょっと納得した。

    私のまわりがそうなだけかもしれないけれど、子供のころに、あるいは子供のころから宮沢賢治が好きだという人はあまり見たことがない。
    大人になってから好きになるとか、大人が子供に読ませたい類の本な気がする。

    解説が良い。
    子供のころに読んだらきっと理解できなかったであろう詳しい説明。
    だけど子供のころ、なるべく平易な言葉で内容には妥協せずしっかり説明してくれるこういう後書きは好きだった。
    内容を妥協しちゃう悪い「こどもむけ」を最近いくつか読んだあとだから、良書を見るのは嬉しい。
    私好みの物語じゃないけど、本としては優良。

  • ずいぶん前に買って読み終わらなかった。今読んでみて、文体がやさしく心にしみる。ケンジが何を大切に思っていたのか伝わってくるような。同じ東北出身だから、英雄ではなく市井の尊さを描いた藤沢周平と通じるような心持ちになった。

  • どれも面白かったけど、特に
    「やまなし」「ふたごの星」「銀河鉄道の夜」「グスコーブドリの伝記」
    が好きだった。
    後半二作は宮沢賢治さんのメモ書きによれば「少年小説」だそうだ。
    (他二作は「ポラーノの広場」と「風の又三郎」)

    あまりの人間らしさに思わず熟考された作品であるということを忘れる。
    理想の一歩先にあるにもかかわらず、生きている世界に根付いている。

    私からすれば掴みづらいところも多々あったが、
    これが一番なのだろう…。
    銀河鉄道の夜などは、推敲中のままらしいので、
    どうか生きていたならば完成版が読んでみたかった。

  • 私のファースト銀河鉄道は、これでした。
    函入り。

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著者プロフィール

1896年岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)卒業。1921年から花巻農学校で教諭を務める。1926年に退職し、羅須地人協会を設立、農業技術指導などを行なうが、1928年に過労で倒れ、以後は療養生活を続けながら執筆活動を行なう。1933年9月21日没。享年37。生前に刊行された単著は、詩集『春と修羅』(1924)、童話集『注文の多い料理店』(1924)のみであったが、1934~35年には文圃堂から全3巻の全集が、1939~44年には十字屋書店から全6巻+別巻1の全集が刊行された。戦後も筑摩書房から数次にわたって全集が刊行されている。

「2025年 『宮沢賢治きのこ文学集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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