銀河鉄道の夜 (宮沢賢治童話集)

著者 : 宮沢賢治
制作 : 春日部 たすく 
  • 岩波書店 (1963年11月29日発売)
4.00
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001108040

銀河鉄道の夜 (宮沢賢治童話集)の感想・レビュー・書評

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  • 年末にみたプラネタリウムのプログラムが「銀河鉄道の夜」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/B007UOQTMWで、そうかあれは星をめぐる話だったかと納得したら読みなおしたくなった。
    プログラム中で流れた「星めぐりのうた」は『ふたごの星』の中にでてきた詩だったか。
    銀河鉄道の夜を含む12作収録。

    宮沢賢治は教科書やら絵本やらたくさんあるから子供のころに何度か読んだ。
    何度読んでもピンとこなかった。今読んでもやっぱりピンとこない。
    色やら石やら炎やらがきれいだとは思うけれど、善も悪も極端でしっくりしない。

    『土神ときつね』を読んで、なんとなく合わない部分がわかった気がする。
    私は宮沢賢治とは大事にしたいものが合わない。
    嫉妬とか、役に立ちたいとか、そういうのはわからない。
    だから私は宮沢賢治の作品のうすーい表面しか読めないだろうと思う。
    この話を男のストーカーが読んだらどう感じるのかぜひ聞いてみたい。

    『グスコーブドリの伝記』は子供のころから納得がいかなかったけれど、飢饉の経験があっての結果と思うとちょっと納得した。

    私のまわりがそうなだけかもしれないけれど、子供のころに、あるいは子供のころから宮沢賢治が好きだという人はあまり見たことがない。
    大人になってから好きになるとか、大人が子供に読ませたい類の本な気がする。

    解説が良い。
    子供のころに読んだらきっと理解できなかったであろう詳しい説明。
    だけど子供のころ、なるべく平易な言葉で内容には妥協せずしっかり説明してくれるこういう後書きは好きだった。
    内容を妥協しちゃう悪い「こどもむけ」を最近いくつか読んだあとだから、良書を見るのは嬉しい。
    私好みの物語じゃないけど、本としては優良。

  • 初版は生まれる前だったんだ。びっくり

  • 【資料ID】132001
    【分類】913.8/Mi89

  • どれも面白かったけど、特に
    「やまなし」「ふたごの星」「銀河鉄道の夜」「グスコーブドリの伝記」
    が好きだった。
    後半二作は宮沢賢治さんのメモ書きによれば「少年小説」だそうだ。
    (他二作は「ポラーノの広場」と「風の又三郎」)

    あまりの人間らしさに思わず熟考された作品であるということを忘れる。
    理想の一歩先にあるにもかかわらず、生きている世界に根付いている。

    私からすれば掴みづらいところも多々あったが、
    これが一番なのだろう…。
    銀河鉄道の夜などは、推敲中のままらしいので、
    どうか生きていたならば完成版が読んでみたかった。

  • 私のファースト銀河鉄道は、これでした。
    函入り。

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