ハンニバルの象つかい (岩波の愛蔵版)

  • 岩波書店 (1986年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784001108200

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みんなの感想まとめ

壮大なポエニ戦争を背景に、若き象つかいの成長と戦いを描いた物語は、歴史の中での人間の絆や戦争の厳しさを浮き彫りにします。ローマとカルタゴの対立を通じて、傭兵たちが一つの目的に結集し、ハンニバルの巧妙な...

感想・レビュー・書評

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  • 陸軍国ローマと、海軍国カルタゴが戦って(最後には前者が後者を滅ぼした)ポエニ戦争の、第2次。《史上最高の軍人》ハンニバル(第1次を指揮したハミルカル・バルカの息子)のもとで象つかいとなり戦った少年の物語。第一次で海軍は壊滅したのであちこちの国から傭兵を集めてアルプス越えしてローマを攻める壮大な構想。機械力のない当時は象が最強の兵器、動く砦。馬よりも賢く(自分の象つかいの言うことしかきかない)、鼻で物を掴むことも自分で食べ物を採ることも、泳ぐこともできるしローマの持っていないもの。40頭いた象は険難を越え…
    バラバラな民族の傭兵を集めて一つの目的≪ローマ打倒≫に結集するハンニバルの巧みさ。先輩の象つかいは「お前はローマを憎むことだけすればいい、あの人が勝つ戦略は考えてくれる」。カルタベニ人が故郷の近くに来て500人が脱走したとき、残り2500人も除隊させた、それで残りの士気は高まった。どちらかが生き残り相手を滅ぼす、第一次で勝ったローマは廻船建設を禁止し過酷な賠償を課したが「あらたな銀山が発見されて」ふたたび繁栄してきた…先に攻めなければより無理な条件を課してくる(そうなった)…当時の軍隊は略奪で自らを養う…
    娘と同居していた頃には「読んだ本を『必読の傑作』と次々に言うねえ」と言われたが。この本を思い出してよかった。当時の戦争は「勝てば相手の国民を奴隷にする」平和は「相手国を滅ぼす」しかない。平和を求めるから戦争が起こる。変わらないのは「生命の危険を考えないほど相手を憎ませる」。武器が未発達でも残虐も変わらない、「味方に殺される」のが報告・記録以上に多いのもおそらく同様。

  • 馬ではなく、象で行進したんだー

  • 子ども向けの本なんだけど、おもしろいよ〜。中学生の時に読んだ。当時、世界史でハンニバルとかポエニ戦争とか勉強する前だし、ゾウでアルプス越えなんてびっくり。その後、ハンニバルが世界史上でも指折りの将軍だということを知ってこれまたびっくり。

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