夢を掘りあてた人 トロイアを発掘したシュリーマン

  • 岩波書店 (1969年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (314ページ) / ISBN・EAN: 9784001108255

みんなの感想まとめ

夢を追い求め、実現に向けて努力する姿が描かれたこの作品は、シュリーマンという実在の人物を通じて、古代の神話や文学への深い理解を促します。彼がトロイ戦争の真実を信じ、遺跡発掘に挑む姿勢は、読者に夢の実現...

感想・レビュー・書評

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  • シュリーマンは、子どもの頃に聞いたギリシャ神話に出てくるトロイヤを発掘した人物。貿易商をしたり、大人になって学んだりした後に遺跡発掘に挑戦した。自分の実現したかった遺跡の発掘をするまでのプロセスが描かれており、自分の夢を実現するために、努力をすることの大切さがわかる。

  • 幼い私にとって、シュリーマンこそ夢を掘りあてた人だった。
    私の大好きなイリアスやオデュッセイアは「ただのお話」ではなかった、トロイ戦争は本当にあったのだ、と信じて見つけようとした人がいた、私にとってはそれでじゅうぶんだ。
    彼が「トロイ戦争は事実だ」と信じるきっかけとなった、トロイ陥落の場面を描いた絵、その中で老いた父親を背負い幼い息子を連れて逃げるトロイの王子こそ、アエネアスだったのだ、と後になって気がついた。そのことによって私には、ホメロスとは逆の立場から描かれた、しかし敗者の物語というよりはローマ建国の壮大な叙事詩『アエネイス』に臨む準備ができあがった。
    考古学と西洋古典文学に目覚めさせてくれた、忘れられない1冊。

  • 小学生の頃読んでギリシャ・トロイアにあこがれた。同時に驚異的な語学習得能力にも。

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著者プロフィール

大塚勇三 1921年、中国東北地方生まれ。出版社勤務を経て、外国の児童文学作品の翻訳に多く携わる。主な訳書に『長くつ下のピッピ』(岩波書店)、『小さなスプーンおばさん』(学研プラス)、『グリムの昔話1~3』『アンデルセンの童話1~4』(以上、福音館書店)など、絵本の再話・翻訳に『スーホの白い馬』『たんじょうび』『プンク マインチャ』(以上、福音館書店)などがある。2018年没。

「2020年 『あかずきん グリム童話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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