- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001108729
感想・レビュー・書評
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「幼い少女エルシー・ピドックは、生まれながらのなわとび上手でした。七つになったころ、その評判は、ケーバーン山に住むフェアリーたちにに届いて、エルシーは、なわとび師匠アンディ・スパンディから、三日月の晩に、妖精の秘術を教わることになったのです…。」
著者等紹介
ファージョン,エリナー[ファージョン,エリナー][Farjeon,Eleanor]
1881‐1965年。イギリスの詩人・作家。『リンゴ畑のマーティン・ピピン』で作家としての地位を確立。みずみずしい感性と想像力で、『ムギと王さま』など、たくさんの美しい物語や詩を紡ぎだした。1956年、第1回国際アンデルセン賞を受賞 -
幼い少女エルシー・ピドックは、生まれながらのなわとび上手。その評判は、ケーバーン山に住むフェアリーたちにも届いて、なわとび師匠アンディ・スパンディから妖精の秘術を教わった。
それから長い時が経って、新しい領主がやってきた。
その領主は強欲で、村人たちの土地や権利をとりあげた。
村人たちの通行に欠かせないケーバーン山、村の女の子たちやフェアリーたちのなわとび場であるケーバーン山をも立入禁止にしようとした。
そんな時、一人の老女が…百九歳のエルシー・ピドックが現れて…見事にケーバーン山を守ったのだ!
エリナー・ファージョンならではの、夢のようなお話。 -
生まれながらになわとび上手のエルシー・ピドック。その評判を聞いた妖精になわとびの秘術を教えてもらう。長い長い時が過ぎておばあちゃんになってもなわとび上手は健在。寝ても覚めても夢中になれる好きなことがあることが、そしてその気持ちを人生ずっと持ちつづけていられることはきっとすばらしく幸せだろう。年をとっても好きなことを追い続けしかも周りの人までも幸せにすることができたらこんないいことはないね。
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ストーリーテリングで聞いて読みました。文章に手を入れた語りでしたが、よかった。エルシーと妖精の関係も素敵。絵もなかなかです。
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学校のブックトークで紹介された
インフルエンザA型でフーフーいってる時に読み聞かせ -
以前、学校でこのお話の素話を聞きました。松山でおはなしの会をされている方なのですが、エルシー・ピドックがいろんな跳び方でなわとびをする姿が目に浮かぶようでした。そのお話が絵本になり、とても不思議な夢のような世界につれていってくれます。村の人達を救うためになわとびを続けるピドックをどう受け止めるか。私はちょっと怖かった…。なので、☆3つ。ファンタジーとしてとらえられないんですよね〜。引き込まれてしまう話だから余計かな?