ペットねずみ大さわぎ

制作 : アラン・ベーカー   Philippa Pearce  高杉 一郎 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 23
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001109856

感想・レビュー・書評

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  • ピアスの作品は久しぶりに読んだけど、かなり気に入りました。
    お母さんのペットが嫌いな様子やお父さんと子どもたちとの微妙な距離が、ねずみを飼うことでだんだん編かしていく感じが とてもよく描かれていたと思います。

  • 出てくるどの人物にも感情移入できる、これが児童書のよさなのかな。憎まれ役になりやすいお母さんが、後半果たす役割が見事だと思った。子どもは子どもで、大人は大人で楽しめる本。

  • ジミー・ディンのいとこが登場する場面で、なんだか世界が揺らぐような気がしませんでしたか?

  • ネズミを飼いたいパーカー家3兄妹とネズミ嫌いなお母さんの戦いの日々。次から次へと事件が起こり、たった2匹のネズミを飼うだけのお話なのに夢中になります。それは、ある家族が成長する物語だからかもしれません。父のビルは実は義父。はっきりと言葉にして書かれてはいませんが、細やかな心情描写で次第に家族一人一人の立場や気持ちがわかってきます。短い物語なのに緩急があって、大事なものがぎゅっと詰まっている素敵な本。絵は一見リアルで怖く感じますが、最後の父親の絵が穏やかで(はじめの絵と対象的)物語と付き合ううちに好きになっていきます。ピアスを読むと、その心情描写の細やかさに、自分をわかってくれる人がいるんだという温かい気持ちになれます。小学校中学年〜読めるかな?

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著者プロフィール

1920-2006。イギリスの児童文学作家。『トムは真夜中の庭で』(岩波書店)でカーネギー賞を受賞。短編の名手としても知られ、「二十世紀の児童文学作家の中でもっとも優れ、もっとも愛された一人」と賞賛された。

「2018年 『コクルおばあさんとねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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