アンデルセン童話集 1 新装

  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001109931

感想・レビュー・書評

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  • 立原えりかさんがアンデルセン好きだそうで、ずっと気になっていた。
    基本図書、ようやく手をのばして借りた。

    おやゆび姫、空とぶトランク、皇帝の新しい着物、パラダイスの園、ソバ、小クラウスと大クラウス、エンドウ豆の上のお姫さま、みにくいアヒルの子、モミの木、おとなりさん、眠りの精のオーレさん、青銅のイノシシ、コウノトリ、ブタ飼い王子、パンをふんだ娘、天使、人魚姫。

    絶妙な後味のわるさというか、苦い感じが残りました。
    読み終えるのに三週間くらいかかってしまった…アンデルセンを楽しめない(あじわえない)自分が残念。
    「はだかのおうさま」はアンデルセンの作品だったんだ!という驚きもありました。
    幼い頃に「人魚姫」の絵本がお気に入りだったのですが、原作ではこうなんですね。
    私が好きなのは、やっぱり絵本の「人魚姫」までかもしれません。
    原作はとても複雑で、たしかに中学年以上でないとわかりません。
    魔女が人魚姫から声を奪ったのは、きっと正解だと思いました。
    声が出たなら、人魚姫は王子に恩着せがましくなり、あのような最期を迎えることはできなかったかもしれません。
    でも、花よめのひたいにキスできる人魚姫は、すごいです。
    あと、初山さんの絵の効果は、青銅のイノシシだけで感じました。
    ピンクの装丁だと男子は手に取りにくいかもなぁと思いました。

  • おやゆび姫やみにくいアヒルの子、人魚姫といったメジャーな童話から、初めて聞く童話も多く集められていました。
    大人になって改めて童話を読むと、子どもの頃とはまた異なる視点で受け取れて新鮮な気分でした。

  • (メモ)初山滋・イラスト

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