- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001109986
感想・レビュー・書評
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小2の息子に、寝る前の読み聞かせ。物語の吸引力にグイグイ引き込まれ、夢中になって読み終えた。何たる胸躍る冒険譚。人生に大切なことはたいていここで学べる。
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エンデ作品は子どもの頃、モモを読んだきりで、一度ちゃんと読んでみたいと思っていた。
読んでは見たけれど、感想に困るというか、どうにも物語世界に入り込めず読み終えるのに時間がかかってしまった。ジムやルーカスやエマや、登場人物達は魅力的だと思ったしつまらなくはないんだけど、なんとなく理屈っぽさを感じた。
マンダラ国は完全に中国っぽくて、オリエンタリズムと思ったけれど、黒人の少年を主人公にして、砂漠の巨人のトゥートゥーさんに、(ジムの黒い肌に対して)「生まれつきのことで、べつにへんなことでもなんでもない」「たいていの人は残念ながら、そう考えない」と言わせていて、エンデなりの思想をファンタジーに込めたのかな、と。
オリエンタリズムというか、ちょっと子どもの頃に読んだアラビアンナイトっぽさも感じたので、先入観なく子どもの頃に読んでいたらもう少しワクワク出来たのかな。
とはいえ、ジムの出生の秘密が気になるので続きも読むつもり。 -
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
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おもしろい。名前のセンス、物語の構成、好感がもてる登場人物たちのキャラクター、描写力など、ミヒャエル・エンデはとても高いセンスを持っていると感じる。
エンデが好きだと言いながら食わず嫌いしていたのだが、処女作でもう『はてしない物語』の片鱗をみせているのに感激した。 -
息子と一緒に読みました。機関車が海をわたったり。
面白い冒険ものです。 -
「モモ」の作者のミヒャエル・エンデのデビュー作。「モモ」のエッセンスが含まれているらしいけど、そんなことは関係なく、ハラハラドキドキで面白い。
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これエンデの初期の作品だよね。デビュー作だっけ?すごくおもしろかった。どうなっちゃうんだろう?て読んでて心配しちゃうようなことも、ちゃんと解決されて楽しい。
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とても面白かったです!登場人物がみんなすごく生き生きとしていて、アニメや映画のように映像が鮮明に思い描けました。特に機関車のエマは本当に生きてるのかと錯覚したくらい。訳者あとがきの「ものをものとしたまま、ものに命を感じる心」っていう言葉がとても印象的でした。見かけ巨人も半竜もいい味出してたなぁ。竜の町の絵もステキだった!
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機関車が船になって海をわたるとは、思わなかった。ミセス・イッポンバのキャラが良かった。次の続編でミセス・イッポンバがどうなるか楽しみ。