ジョニーのかたやきパン (大型絵本)

制作 : ロバート マックロスキー  Ruth Sawyer  Robert McCloskey  こみや ゆう 
  • 岩波書店
3.79
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本棚登録 : 107
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (43ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001112139

作品紹介・あらすじ

おいらはころがるかたやきパン。ころがるおいらをつかまえて、たべられるもんならたべてごらん。

感想・レビュー・書評

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  • 抑えた渋めの色調に、動きのある愉快な挿絵。
    裏表紙も共に広げると、ジョニーが吹く口笛の音符でいっぱい。
    リズムのある文章といいその挿絵といい、全ページにあふれるほどの楽しさだ。
    これは、米国の児童文学作家ルース・ソーヤーさんのテキストに、その義理の息子さんにあたるロバート・マックロスキーさんが挿絵を添え、コールデコット賞を受賞したお話。
    ちょっぴりクラシックな味わいのある、傑作絵本だ。

    歌が何箇所も登場するけれど、ひるまずにチャレンジ・笑
    でたらめ歌でも構わないけれど、いつも同じメロディにしてね。音の数は少なくして。

    とんがり山の丸太小屋に住むメリーおばあさんと、グランブルおじいさん、そして手伝いのジョニー少年。いでたちはまるで「トム・ソーヤー」のよう。
    たくさんの家畜たちの世話をしながら毎日楽しく暮らしていたのだが、ある日を境に家畜たちがどんどん姿を消すという思いがけない災難にみまわれる。
    「すまんが、おまえをもう くわせられそうにない」と言われ、しかたなく家を出るジョニー。お話はここからがらりと変わる。
    なんと、おばあさんが餞別代りに作ってくれた「かたやきパン」が袋から飛び出して転がり出すのだ。それも、なんだか面白ーい歌をうたいながら。
    さあ、追いかけるジョニー。途中でどんどん動物たちもついてきて。。。

    おっとり・のんびりした前半部分と、疾走感のある後半部分の落差が読みどころ。
    パンを追いかける動物たちがページをめくるたびに増えて行き、ちょっとした「積み上げ話」かと思わせておいて、実はそこが隠し味。
    みんなで息を切らしながら走り抜け、着いた場所は元のとんがり山の丸太小屋のある場所。
    ここの俯瞰した構図が素晴らしい。
    そんなバカなと思いながら「どうなる?どうなる?」と目が離せなくて、やっぱり最後は幸福な笑いに包まれる。

    ストーリーテラーとしてのソーヤーさんの確かな腕前。更に挿絵の巧みさ。
    遠目も効くし、春からのお話にぜひおすすめ。
    約15分。低学年から。
    こういうお話を読んでいると、こちらも自然に笑顔になってしまいそう。
    ジョニーが誰も恨まず、おじいさん・おばあさんも善人なので、そこがまた素敵なお話。

  • おじいさんと おばあさんの にわとりがきつねに、ひつじがおおかみにさらわれ、とうとう粉箱の粉がからっぽに。

    おばあさんは泣きながら かたやきパンを持たせてジョニーを他所へやりました。

    ところがそのかたやきパンが、ふくろから飛び出してころころころがりはじめます。

    かたやきパンを追いかけるジョニーを見て、うしや、ひつじやブタににわとりたちがついてきます。

    そしてついに…

    つつましくも優しいおじいさんとおばあさんがたまらない。ハッピーになれる絵本でした。

  • 11:53
    アメリカ??創作絵本

  • 【あらすじ】
    おいらはころがるかたやきパン。ころがるおいらをつかまえて、たべられるもんならたべてごらん。

    【感想】

  • めでたし・めでたし。


    説教くさくないハッピーエンドのお話だけど、
    さらっと書かれているけど、
    設定は割と切ない。

  • 日本の昔話にありそうなお話し。
    色彩の多くない緑が基調な絵本。
    シックに読むことができる本。

  • ジョニーは、おじいさんとおばあさんと とんがりやまにある まるたごやで平和に暮らしていました。しかし、ある晩にわとり、おおかみ、ぶた、うしが次々といなくなり、暮らしが急変します。おじいさんたちは、ジョニーを家においておけなくなり、新しい手伝い先を見つけるようにと、言います。おばあさんに持たせてもらった やきたてのかたやきパンを袋につめて、歩き出すと…。

  • こどもが家を出て行かなくてはならないという貧しさの空気を楽しくしている

  • めでたしめでたしのお話しね…

  • 5分くらい。
    おじいさんとおばあさんと、てつだいのジョニーは、3人で平和に暮らしていました。
    ところがある日、飼っていた鶏が狐に連れ去られ、次には羊が狼に喰われ…とうとう食料が底を付き、ジョニーは別の手伝い先を探しに行くことに。
    おばあさんが、かたやきパンを持たせてやりましたが、そのパンが、転がり出て、歌い出します。
    かたやきパンを追いかけるジョニー、それに牛や羊や鶏や…気付けばたくさんの動物を連れて、もとのおじいさんおばあさんの家に帰り着きましたとさ。

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