ジョニーのかたやきパン (大型絵本)

  • 岩波書店 (2009年5月15日発売)
3.84
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Amazon.co.jp ・本 (44ページ) / ISBN・EAN: 9784001112139

作品紹介・あらすじ

とんがり山の家を出ていくジョニーのまえに、大すきなかたやきパンがとびだして、うたいだしました。「ころがるおいらをつかまえて たべられるもんなら たべてごらん!」ジョニーがころがるパンを追いかけていくと、うしやあひるや、ひつじやぶたが, つぎつぎと加わってきました。2色刷の粋な絵がリズムよく展開します。

みんなの感想まとめ

愉快で心温まる物語が展開されるこの絵本は、ジョニーが家を出るところから始まります。おばあさんが作った「かたやきパン」が突然飛び出し、ジョニーはそれを追いかけることになります。途中で加わる動物たちとの楽...

感想・レビュー・書評

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  • 抑えた渋めの色調に、動きのある愉快な挿絵。
    裏表紙も共に広げると、ジョニーが吹く口笛の音符でいっぱい。
    リズムのある文章といいその挿絵といい、全ページにあふれるほどの楽しさだ。
    これは、米国の児童文学作家ルース・ソーヤーさんのテキストに、その義理の息子さんにあたるロバート・マックロスキーさんが挿絵を添え、コールデコット賞を受賞したお話。
    ちょっぴりクラシックな味わいのある、傑作絵本だ。

    歌が何箇所も登場するけれど、ひるまずにチャレンジ・笑
    でたらめ歌でも構わないけれど、いつも同じメロディにしてね。音の数は少なくして。

    とんがり山の丸太小屋に住むメリーおばあさんと、グランブルおじいさん、そして手伝いのジョニー少年。いでたちはまるで「トム・ソーヤー」のよう。
    たくさんの家畜たちの世話をしながら毎日楽しく暮らしていたのだが、ある日を境に家畜たちがどんどん姿を消すという思いがけない災難にみまわれる。
    「すまんが、おまえをもう くわせられそうにない」と言われ、しかたなく家を出るジョニー。お話はここからがらりと変わる。
    なんと、おばあさんが餞別代りに作ってくれた「かたやきパン」が袋から飛び出して転がり出すのだ。それも、なんだか面白ーい歌をうたいながら。
    さあ、追いかけるジョニー。途中でどんどん動物たちもついてきて。。。

    おっとり・のんびりした前半部分と、疾走感のある後半部分の落差が読みどころ。
    パンを追いかける動物たちがページをめくるたびに増えて行き、ちょっとした「積み上げ話」かと思わせておいて、実はそこが隠し味。
    みんなで息を切らしながら走り抜け、着いた場所は元のとんがり山の丸太小屋のある場所。
    ここの俯瞰した構図が素晴らしい。
    そんなバカなと思いながら「どうなる?どうなる?」と目が離せなくて、やっぱり最後は幸福な笑いに包まれる。

    ストーリーテラーとしてのソーヤーさんの確かな腕前。更に挿絵の巧みさ。
    遠目も効くし、春からのお話にぜひおすすめ。
    約15分。低学年から。
    こういうお話を読んでいると、こちらも自然に笑顔になってしまいそう。
    ジョニーが誰も恨まず、おじいさん・おばあさんも善人なので、そこがまた素敵なお話。

  • 〝 むかし「とんがり山」の中腹にある丸太小屋に、メリ-とグランブルという老夫婦が、手伝いの男の子<ジョニ->と、農作業や家畜の飼育におわれて暮らしていた。ある日のこと、狐や狼が大事な家畜をさらっていってしまい、途方に暮れた老夫婦だった…。 やがて、食べるものが尽きかけ「ジョニ-、すまんが、お前をもう食わせられそうにない。 新しい手伝い先を見つけてくれんか」と言って、家を出ていくジョニーに、大きな “固焼きパン”を持たせて送り出すことに…〟不運が転じて幸運となる、古き良き時代のアメリカの風景が描かれた絵本。

  • おじいさんと おばあさんの にわとりがきつねに、ひつじがおおかみにさらわれ、とうとう粉箱の粉がからっぽに。

    おばあさんは泣きながら かたやきパンを持たせてジョニーを他所へやりました。

    ところがそのかたやきパンが、ふくろから飛び出してころころころがりはじめます。

    かたやきパンを追いかけるジョニーを見て、うしや、ひつじやブタににわとりたちがついてきます。

    そしてついに…

    つつましくも優しいおじいさんとおばあさんがたまらない。ハッピーになれる絵本でした。

  • 色数少ない絵がめっちゃオシャレで素敵
    ストーリーは結構可哀想だけど愉快でハッピーエンドで良い
    パンが転がってからのリズム感が陽気でかわいい

  • パンがコロコロ転がって、追い出されてしまったジョニーが戻ってくるんだけど…
    1度目は子どもに読み聞かせしていたのでほぼ字だけを追って読んだのもあって「ふーん」という感じで読み終わり。
    2度目に絵をしっかり見ながら自分で読んだら、あー、返ってこられて良かったなぁと本当にほっとしました。

    子どもと読む時も、もうちょっと余裕持って読みたいなぁ

  • パンがカタッてたおれたところがおもしろかった。ジョニーのかたやきパンだいすき。(4さい)

  • 息子7歳6カ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    海外の絵本では、パンは転がっていってしまうことが多いのだろうか。
    それを追いかけていって、心のまっすぐな人は、ごほうびをもらえる。
    日本のむかしばなしで言うところの「おむすびころりん」。

    素朴な絵柄にほこっりして、うたを声にだして読み上げてまた楽しい。
    気難しげなおじいさんの表情が最後に笑顔になっているのがうれしいのです。

    親子で大好きになりました。

  • 12'00"
    愉快で良いお話。
    ハッピーエンド
    幼児から高学年まで幅広く読めるお話。

  • 1.貧困をなくそう


  • 農場の動物たちが次々消えて食糧が底をつき、おじいさんとおばあさんは泣く泣くジョニーに暇を出します。別れ際に背負い袋に詰めてやったおばあさんのかたやきパンが逃げ出して…というおはなし。

    パン 、ミルク 、フライパン 。
    これらが登場する絵本になぜか惹かれる私は、
    「わたしの おとくい かたやきパン!さとうを いれて 、しお いれて、ひっくりかえして やけたなら、ジョニーや!ミルクと いっしょに おあがりよ!」
    って、おばあさんがフライパン片手に歌いながらパンをひっくり返しているシーンですでにめろめろなのですが、

    _こなばこのそこが みえてるわ_
    とか
    _ぶたが みちに まよって_
    とか

    活字になって並んだひらがな達がとても可愛くて、もともとのストーリーの面白さと訳者小宮さんのセンスにより、目で読むのも声に出すのもとっても楽しいのです!
    そしてこの絵。はぁ、マックロスキー、やっぱりスキー。なんつて。。。

  • 読み聞かせにGOOD!(10分くらい)
    ハッピーになる絵本。大好き。

  • 6分

  • 11:53
    アメリカ??創作絵本

  • 【あらすじ】
    おいらはころがるかたやきパン。ころがるおいらをつかまえて、たべられるもんならたべてごらん。

    【感想】

  • めでたし・めでたし。


    説教くさくないハッピーエンドのお話だけど、
    さらっと書かれているけど、
    設定は割と切ない。

  • 日本の昔話にありそうなお話し。
    色彩の多くない緑が基調な絵本。
    シックに読むことができる本。

  • ジョニーは、おじいさんとおばあさんと とんがりやまにある まるたごやで平和に暮らしていました。しかし、ある晩にわとり、おおかみ、ぶた、うしが次々といなくなり、暮らしが急変します。おじいさんたちは、ジョニーを家においておけなくなり、新しい手伝い先を見つけるようにと、言います。おばあさんに持たせてもらった やきたてのかたやきパンを袋につめて、歩き出すと…。

  • こどもが家を出て行かなくてはならないという貧しさの空気を楽しくしている

  • めでたしめでたしのお話しね…

  • 5分くらい。
    おじいさんとおばあさんと、てつだいのジョニーは、3人で平和に暮らしていました。
    ところがある日、飼っていた鶏が狐に連れ去られ、次には羊が狼に喰われ…とうとう食料が底を付き、ジョニーは別の手伝い先を探しに行くことに。
    おばあさんが、かたやきパンを持たせてやりましたが、そのパンが、転がり出て、歌い出します。
    かたやきパンを追いかけるジョニー、それに牛や羊や鶏や…気付けばたくさんの動物を連れて、もとのおじいさんおばあさんの家に帰り着きましたとさ。

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著者プロフィール

ルース・ソーヤー 1880年、アメリカのボストンに生まれる。アメリカを代表するストーリーテラー。また、20冊以上の子どもの本を書いた。主な作品に、ニューベリー賞を受賞した『ローラースケート』(講談社)、『ジョニーのかたやきパン』(岩波書店)、『とってもすてきなクリスマス』(ほるぷ出版)、『クリスマスのりんご』(福音館書店)などがある。また、『ストーリーテラーへの道』(日本図書館協会)は、お話を語る人にとっての必読書となっている。1970年没。

「2020年 『クリスマスの小屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ルース・ソーヤーの作品

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