せかいいち おいしいスープ

  • 岩波書店 (2010年4月21日発売)
3.93
  • (41)
  • (50)
  • (34)
  • (8)
  • (0)
本棚登録 : 642
感想 : 74
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784001112177

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 〝戦争が終わり、故郷へ帰る三人の兵隊がおりました。二日間何も食べていない三人は、腹ペコで死にそうでした。見知らぬ村に辿り着くと、食べものを分けて欲しいと頼みましたが、村人たちは首を横にふるばかりでした。途方にくれた兵隊たちは、知恵を絞った結果「村の皆さん、我々は今から、石のスープを作ります」と言い出しました。「えっ、石からスープを作るだって?! 石でスープが出来るんなら、見ておかなきゃ損だぞ、なあ、みんな‼」・・・〟 フランスの民話をもとにした、ウイットに富んだ<マーシャ・ブラウン>の楽しい絵本。

  • 『せかい いち おいしいスープ』
    を読みながら以前読んだ
    『大食いフィニギンのホネのスープ』
    を思い出した。作者も全く違うけど
    ハロウィン版を読みたい方はこちら!

  • 民話をもとにして書かれたお話。

    まる二日間何も食べていなくてお腹を空かせた3人の兵隊。
    村を見つけて食べ物を分けてくれないかと尋ねるけれど、村人たちは何もないといいます。
    実は兵隊を見かけた村人の一人が、先回り村人に知らせ、食べ物を全部かくしてしまったのです。

    兵隊たちは少し考えて、今から石でスープを作るといいます。
    村人たちは興味深々。
    おきなおなべを借りて、火にかけます。
    石を持ってきてもらい、「どんなスープにも塩と胡椒はかかませんな」と塩コショウを入れてもらい「人参が入ればもっとおいしくなるんだが」と人参を入れてもらい…

    この話、なんと立派なスープが出来上がり、みんなで宴を楽しみ、兵隊たちは暖かい布団で休むことができるのです。
    だましているのだけれど、感謝までされてみんな最後までハッピー。
    とてもユーモアのきいたお話です。

  • 兵隊たちの知恵が痛快。

    絵と文のバランスもよく、読み聞かせ向き。

    ペンギン社の渡辺茂男さんの翻訳のものと読み比べましたが、もとがいいのでどちらもよかったですが、ペンギン社版のほうが字が大きいので、老眼の私には読みやすかったです。

    それにしても、原題STONE SOUPをこのように訳された渡辺さんはさすがだと思います。

  • 昔話あるあるだったけれど、だからこその面白さ。娘も、くすくすと笑いながら、次はこうなるよ、ほら、だよねーと言いながら、楽しんで聞いていました。

  • なかなかこういうとんち話を理解するのって難しい…。
    あと戦争や兵隊や飢えが身近じゃないから、食べ物あるならすこしくらいあげればいいのに、って思ってしまうみたい。

  • 10分程度
    高学年ほど、「石でスープができる」の部分の面白さがわかるっぽい。

  • 小学校の本棚、休み時間。読んだことのあった話。

  • 2024.10.21 4-2
    2025.2.10 4-3

  • 村人たちが隠しておいた食材を兵隊たちの口車に乗ってどんどんおなべに入れたのに、最後まで石から作ったスープだと思っていたところが笑えた!

  • とんち的な。小6、面白かったそう。

  • 子どもの頃に家にあって読んだ思い出の本(旧版の方)。
    「石で作ったスープ」と表紙の雰囲気しか覚えておらず、
    手放した後に急に読みたくなってもタイトルが思い出せなくて、探せず。
    たまたま図書館に置いてあるのを発見した衝撃で、思わず借りてみた。

    あれ、こんなラストだったかな、と思っていたら発売年が2010年。
    90年代頃に読んだのにな・・・おかしいなと思ったら、旧版と新版があって出版社が違っていたのですね。
    それでも念願だった絵本を探し出せてよかった。

    ストーリーは3人の兵隊が「石でスープを作る」といったら、いつのまにやら村人がいろいろ具材を持ち込んで、
    おいしいスープができあがる話。

    今なら、「そりゃ、そんな具材を入れたら普通にスープできるでしょ」、「最後の兵隊のセリフがなんかちょっと・・・」とか思うけど、
    子どもの頃は、「石からスープができた!!」「スープに石入れて食べられるのか?」とか思って、本当に不思議だった。


    なんだろう。この読後感の違い。
    村人の気持ちがわかる子ども時代。
    兵隊の気持ちがわかる大人時代。
    2度おいしいってことか。

  • 一人音読
    石でもおいしいのかなと息子

  • フランスの昔ばなしがもととなっている。
    3人の兵隊の知恵が楽しい

    A市BR56

  • 石のスープ。

  • お腹が減って仕方ない兵隊に、村人たちは冷たい。ご飯も寝床もくれない。だから、石でスープを作る、だと…!?
    こんなユニークなお話好き。明日2年生に読み聞かせ予定。でもちょっと長いんだよな…。我慢して聞いてくれるといいな。

  • とんちとしあわせのおはなし。

  • 季節なし
    2年生
    3年生前半
    1年生後半

    兵隊3人がお腹が空いており村人全員に食事を分けてもらえないか頼むが、全部断られる。
    石からスープを作ると言って、次から次へと結局村人からいろんな材料をもらう。
    みんなで宴会をし、良い寝床でそれぞれ寝て翌朝見送られる。

  • よかった

  • 息子7歳5ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    「ちゃんとわけてあげないとだめだよねえ」、と村の人たちの行動にダメだししながらきいていた息子。
    へいたいさんたちがスープをのむことができて喜んでいました。

    『なあに、ちょいとあたまをつかえばいいのです』
    結果、世の中みんな幸せならば、それでいい。

    お話の中だから、こうなるんだよ。
    現実だったら、たぶん、へいたいさんたちが銃を突きつけて、いろいろと強制するんだ、
    という私の暗い想像は口には出しませんでしたが。

全64件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1918年アメリカ・ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1954年『シンデレラ―ちいさいガラスのくつのはなし』(福音館書店)、1961年『もとはねずみ…』(童話館出版)、1983年『影ぼっこ』(ほるぷ出版)で3度のコールデコット賞を受賞。他に『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)、『ちいさなメリーゴーランド』(小舎)などがある。2015年没。


「2017年 『あおいジャッカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マーシャ・ブラウンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×