イソップのおはなし

制作 : バーバラ・マクリントック  福本 友美子 
  • 岩波書店 (2013年1月31日発売)
4.00
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001112368

作品紹介

イソップのおはなしから9話をえらび、子ども向けに再話しました。子どもたちが、19世紀風の衣装をまとった動物のかっこうをして、劇場でおしばいをするという絵本に仕立てています。

イソップのおはなしの感想・レビュー・書評

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  • お話会の時間調整用に借りて読んでみた。
    まぁまぁ、なんて面白いこと!
    三大童話作家の中でイソップだけは苦手としていた子ども時代の自分に、教えてあげたい。
    大丈夫、大人になったらすごく面白く読めるよって。

    イソップのお話は色々な挿絵画家さんが手掛けているが、このマクリントックの作品が
    一番楽しい。
    劇場風の舞台に立つ、19世紀のクラシカルな衣装に身を包んだ動物たちが、先ずは挨拶
    するんである。「まずは とうじょうする どうぶつたちを ごしょうかいしましょう」
    何かを企んでいそうなキツネ、ちょっとおどおどしているヒツジ、うやうやしくお辞儀を
    するネコとカラス・・
    このオープニングだけでもワクワクしてくる。

    お話の中でも、動物たちは動きも派手だし表情もそれは豊か。何しろ舞台上だもの。
    更に、丁寧に描きこまれた背景(舞台美術?笑)家具、食卓の小物など、眺めていて
    飽きない。
    そして、最後の場面では動物たちのお面をはずした子どもたちが並んで挨拶。
    「これで イソップのおはなしは おしまいです」
    なんだかもう、してやられた感があって思わず「参りました」と言いたくなってくる。

    全部で9話。
    どのお話も最後に教訓がついているが、登場人物たちが言う設定なので嫌味が無い。
    4,5歳からとなっているが、本当に面白さが分かるのは大人かもしれない。
    意地悪だったり卑怯だったり見栄っ張りだったり、すぐに言い訳でとりつくろったり。
    見た目は動物ではあるものの、人間誰しも否定できない負の部分ではないかと思える。
    そんな私もたぶん、他人事だと笑ってはいられないな。自戒も込めて。
    お話会では、1話か2話。おうち読みなら一冊丸ごとどうぞ。

  • きれいごとでまとめようとした童話でないので、切れ味が鋭い感じがする。子供むけだけど大人もちょっと「うっ」となるようなところもあり、色々考えさせるところもある。
    人間のエゴとか、昔の話とかの方がダイレクトにエッセンスがでているのだろうなと思う。

  • 岐阜県図書館のページ
    https://www.library.pref.gifu.lg.jp/cgi-bin/Sopcsvis.sh?p_mode=1&kgrn=0&tso=on&idx=1&g_mode=0&ksno=20468896
    書評掲載紙:13/02/17 産經新聞

  • いじめっ子に告ぐ『オオカミと子ヒツジ』いじめるやつには、りくつなんてなんだっていいんだ…。愚かなことです。

  • おしゃれなイソップ物語というイメージ。
    読みやすいんじゃないかな。

    「キツネとブドウ」が、あんなに躍動的だとは……。
    キツネの姿が、かっこいいです。

  • イソップの有名なおはなしに、マクリントックがユーモラスで美しい絵を付けました。動物たちのおしゃれなこと! 舞台を見るような楽しさです。

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