シンデレラ

  • 岩波書店 (2015年2月18日発売)
3.81
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784001112498

感想・レビュー・書評

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  • 絵がいい。
    クラシカルで細密な絵で、茶目っ気もたっぷり。
    特に、リボンもレースもふんだんにあしらわれ、布地の柔らかさや光沢感まで感じられるようなドレスがたくさん見られて大満足。

    文章量はほどほど。柔らかく易しく、端的で気持ちのいい文なので、読み聞かせはわりと楽。
    八方まあるくおさまる幸せな結末で、とても優しい絵本だと思った。

    昔話特有の極端な人物描写ではなく、登場人物たちがみんな人間味があって親しみやすいので、意地悪なお姉さんたちや知らんぷりの親には余計に腹も立つし、そんな彼らがあっさり許されて、コロッと反省し、皆で幸せになったと簡単に書かれていることに、私はちょっとモヤモヤが残った。

    シンデレラの絵本はたくさんあるけれど、これぞ!の1冊を探すのは、意外と難しいな。

  • 表紙で想像したよりも絵が可愛い。
    裏表紙の説明によると、フランス旅行でヴェルサイユやオペラ座を見学して着想を得たのだとか。確かに、シンデレラのおうちや王宮の内装が見応えあると思ったし、言われてみればヴェルサイユやオペラ座っぽい!

    著者は女性らしさの殻を破ろうとする絵本作品も多く手がけているようなので、とにもかくにもフランスの宮殿が描きたいっ!という衝動で本作を描いたのではないかと勝手に想像。実際絵がとても良かった。

    話としては、本作もペロー童話を下地にしているのでエロール・ル・カインの作と大きく変わらないものの、演出の仕方の微妙な違いで受ける印象はやはり違うなと感じた。本作はシンデレラの苦境が割と丁寧に描かれており、そうすると「耐え忍ぶ美学」みたいなメッセージを割と感じ取ってしまうな(悪い意味で…)と思った。
    一方、シンデレラと王子様との関係構築の面では、何夜かにわたって語り合ったことで関係性が深まったと読み取ることができ、この点に関しては本作の方がより現実的に映った。

  • 10.23

  • シャルル・ペロー版。
    シンデレラは舞踏会に2日続けて行っている。
    最後には、意地悪な義姉達にもお相手を見つけてあげる。

  • 3歳1ヶ月、「ばーばらまくりんとっく」まで覚えて毎日床を拭いたりガラスの靴やら靴下やら片方落としてはシンデレラごっこをしている。
    髪をひっぱってやりたい!と憤慨するやら優越感でニヤリとするやらお茶目なシンデレラと、細部までたっぷり書き込まれたビクトリア朝の装飾が素敵。

  • バーバラ・マクリントック (イラスト, その他), 福本 友美子 (翻訳)

  • 絵が素敵で、5歳娘が毎晩読んでとせがんでくる(図書館で借りた、借りるのも2回目)。最後がハッピーエンドで安心するが、シンデレラは嫌だともう少し自己主張してもいいと思う。娘には我慢が美徳、最後には報われるととられてないかちょっと気になる。

  • 繊細な絵が好き。舞踏会のときの髪型はあまり素敵と思いませんでしたが。3歳には少し日本語が難しく途中で飽きてしまった。それともディズニーのシンデレラが先入観としてあるから嫌だったのか?もう少し大きくなってから読みたい。

  • 絵が可愛くて思わず借りた本。
    文章が長めで、読みきかせ時間もそれなりにかかるものの、集中して聞いてくれました。それほど娘も気に行ってくれました。

  • 長女がほしがって離さなかった絵本。こんとあきはこれに負けた(笑)。細かい絵をよく見ると楽しい。よく猫が出てくるのは、次女も気に入ったみたい。この絵本では、シンデレラは舞踏会に2回行ったんですね~なんかびっくり。最後もいいじゃないですか。これは好きだなと思えるシンデレラのお話でした。

  • だれもが知っているシンデレラのおはなし。豪華なお城やドレス、カボチャの馬車もネズミの馬も、魔法使いのおばあさんも豪華絢爛。でも、よくよく見ると、ひとりひとりの顔は表情豊かでユーモアがあります。
    シンデレラらしいシンデレラですよ。

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著者プロフィール

福本友美子(ふくもとゆみこ): 訳
慶應義塾大学卒業後、公共図書館司書、立教大学兼任講師などを経て、現在は児童書の翻訳、研究に専念する。
『としょかんライオン』(岩崎書店)、『すうがくでせかいをみるの』(ほるぷ出版)、『あこがれの図書館』(さ・え・ら書房)、『しょうこをつかめ!』(光村教育図書)、「はたらくくるまたち」シリーズ(ひさかたチャイルド)など多数の訳書のほか、創作絵本に『図書館のふしぎな時間』(玉川大学出版部)がある。

「2025年 『おかあさん、いいこと おしえてあげる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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